スティーブン・スピルバーグ監督の制作会社アンブリンが、YouTube発の人気ホラー「The Mandela Catalogue(原題)」の映画化権を、11社が競り合う争奪戦の末に獲得したと、米デッドラインが報じた。
「The Mandela Catalogue」は、2021年に始まった「アナログホラー」の人気シリーズだ。アナログホラーとは、古いテレビ放送やビデオ映像の粗く不気味な質感を生かして恐怖を描く手法をいう。公式動画だけで再生回数は1億回を超え、ジャンルを代表する作品の一つに数えられている。物語の舞台は、架空のウィスコンシン州マンデラ郡だ。そこに、姿を変えるほとんど不死身の怪物「オルタネイト」が、偽りの大天使ガブリエルに率いられて現れ、人々の心を操りながら追い詰めていく。
原作者のアレックス・キスターが監督を務め、タイラー・クリフトンと共同で脚本も手がける。製作には、スピルバーグ監督のアンブリンと、元Netflix映画部門トップのスコット・スチューバーが率いるユナイテッド・アーティスツが名を連ね、契約はAmazon MGMスタジオがまとめた。
YouTube発のホラーがハリウッドで映画化される動きは、近年相次いでいる。20歳のケイン・パーソンズ監督が手がけた「バックルームズ」や、カリー・バーカー監督の低予算ホラー「オブセッション 災愛」がその例で、今回はそこにスピルバーグ監督という大物が加わった。
公開時期などの詳細は、まだ明らかにされていない。
【作品情報】
・
バックルームズ
【関連記事】
・
強烈な光を放つUAP、ミステリーサークル…スピルバーグ監督作「ディスクロージャー・デイ」物語の一端が垣間見える場面写真公開
・
現実の“裏側”へ――脳を侵食する映像体験「バックルームズ」9月4日公開決定!ロング予告&ポスター2種解禁
・
「クワイエット・プレイス」コンビ、SF新作を監督スピルバーグが製作
Photo by Dominik Bindl/Getty Images for Tribeca Festival