7月6日(月) 5:10
今回のケースでは、完売が続いている限定スニーカーが、なぜかとある通販サイトで「在庫あり」になっていたということです。しかし、このようなケースでは、偽サイトによる詐欺である可能性も否定できません。
実際に、偽サイトで購入した結果、商品が届かなかったり、偽物が届いたりする被害も報告されています。特に、SNSの広告や巧妙に作られたサイトデザインによって本物と見誤るケースが増加しています。
国民生活センター越境消費者センターによれば、依然として消費者トラブルの相談が寄せられており、特に通販サイトを巡る詐欺的な手口は進化している状況です。偽サイト内では、相場より価格が極端に安かったり、希少な商品を入手できるように見せかけたりして、消費者の購入を促すケースがあります。
購入者から支払われたお金は、詐欺グループの資金源となるだけでなく、個人情報が盗まれるリスクも考えられます。被害に遭った場合、単に商品が届かないだけでなく、クレジットカード情報が不正利用され、さらなる二次被害に発展する恐れがあります。
被害に遭った場合、「支払った代金は戻ってくるのだろうか」と不安に感じる方も多いでしょう。しかし、振込先が海外の口座である場合や、すでに資金を引き出されていた場合は、返金が難しいケースもあります。一方で、被害に気付いた際は、速やかに関係機関や金融機関へ相談することが大切です。
まずは、利用した金融機関へ連絡するようにしましょう。また、クレジットカードで支払った場合は、カード会社へ連絡し、事情を説明したうえで、必要に応じて不正利用の届け出などの手続きを行います。カード会社によっては、補償の対象となる可能性があります。
加えて、警察のサイバー犯罪相談窓口へ通報・相談するようにしましょう。たとえ少額の被害であっても、被害情報を届け出ることは、今後の捜査や詐欺グループの特定につながる可能性があります。
偽サイトを事前に見抜くには、いくつか共通する危険なサインがあります。
まず、サイト内の日本語に違和感がある場合は注意が必要です。不自然なフォントや、自動翻訳したような言い回し、誤字脱字が混じっているサイトは高確率で疑わしいと考えましょう。
また、連絡先として電話番号が記載されていない、あるいはフリーメールアドレスしか載っていない場合もサイトの信頼性を慎重に確認することが大切です。
さらに、振込先の口座名義が会社名ではなく個人名となっている場合も、正規の事業者かどうかを事前に確認することが重要です。また、支払い方法が銀行振込に限定され、後払いなどの決済手段を選べないサイトについても、慎重な判断が求められます。
相場と比べて極端に安い価格が表示されている場合も注意が必要です。価格の安さだけで判断せず、サイトの信頼性もあわせて確認しましょう。
限定品や人気商品の購入を急ぐあまり、サイトの不自然な点を見落としてしまうことがあります。常に公式のサイトかどうか、運営会社の情報は正しいかを一度立ち止まって冷静に確認する習慣を身につけることが、偽サイトによるトラブルを避けることにつながります。
被害に気付いた場合は、慌てて行動するのではなく、まずは専門の相談窓口へ連絡し、適切な対応について相談することが重要です。
早期に対応することで、被害の拡大を防げる可能性があります。偽通販サイトの被害は組織的かつ国際的な手口も増えているため、個人だけで解決しようとせず、自治体の消費生活センターや、必要に応じて警察へ相談しましょう。
どんな些細な不安であっても、速やかに専門家のアドバイスを仰ぎ、適切な措置を講じながら冷静に対処していくことが、トラブルから抜け出すための近道であるといえるでしょう。
独立行政法人国民生活センター 越境消費者センター 悪質通販サイトのトラブルにあわないために【通販を利用する前にチェック!】悪質通販サイトを見分けるチェックポイント
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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