7月5日(日) 6:20
「ここ滋賀旅行割」は、滋賀県が実施する観光需要喚起策です。阪急交通社が販売する対象の旅行パック(新幹線+宿泊)を申し込み、条件を満たすと旅行代金の割引を受けられます。
2026年7月時点で公表されている内容では、申込期間は2026年6月29日~2027年3月10日、旅行期間は2026年7月10日~2027年3月20日チェックアウト分までです。予算が上限に達した場合は、期間中でも終了します。
また、長浜市・高島市・米原市の北部3市の宿泊を含む旅行プランでは、1人あたり最大1万円の割引が受けられると案内されています。そのほかの地域の宿泊を含む旅行では割引条件が異なるため、予約時に対象プランかどうかを確認しておきましょう。
実際にどのくらいお得になるのか、今回は「1泊目のみが旅行商品に含まれ、2泊目は利用者が別途手配する」2泊3日のモデルプランをもとに試算します。
このプランは、東京駅~米原駅間を東海道新幹線(ひかり・普通車指定席)で往復し、1泊目の宿泊(夕食・朝食付き)が含まれる内容です。なお、2泊目の宿泊施設は旅行代金に含まれておらず、利用者が別途手配する必要があります。
旅行商品の表示価格は、「ここ滋賀旅行割」による1人あたり1万円の割引が適用された後の金額です。そのため、割引前後の旅行代金を比較すると図表1のようになります。
図表1
阪急交通社 ここ滋賀旅行割適用より筆者作成
夫婦2人で利用すると合計2万円分の割引を受けられます。浮いた2万円があれば、安土城跡や彦根城などの観光施設の入場料や、近江牛など滋賀グルメの食事代、お土産代に充てることもできるでしょう。
ただし、このモデルケースでは2泊目の宿泊費は含まれておらず、自分で手配する必要があります。夫婦2人・2泊3日の総費用を考える際は、2泊目の宿泊費や昼食代、現地での交通費なども併せて見積もっておくと安心です。
なお、東京~米原間の東海道新幹線(普通車指定席)の通常運賃・料金は往復で2万5260円です。1泊目の宿泊と往復新幹線を含めて、交通費込みで4万円台から利用できる点は、旅行割の魅力といえます。
滋賀県では、旅行支援と併せて、観光タクシー料金が40%割引になる「観光タクシー割引クーポン」も案内しています。公共交通機関では行きにくい観光地を巡りたい人にとっては、旅行代金以外の交通費を節約できる可能性があります。
なお、旅行予約サイト独自のポイント還元やクーポンについては、併用できる場合とできない場合があります。適用条件は旅行会社やキャンペーンごとに異なるため、予約前に確認しましょう。
「ここ滋賀旅行割」は、対象商品が限られていたり、予約方法が指定されていたりする場合があります。「あとから割引を適用してもらう」ことは難しいケースが多いため、必ず対象プランから予約することが重要です。
また、「ここ滋賀旅行割」は予算に達すると受付が終了するため、利用したい場合は早めの予約がおすすめです。
「ここ滋賀旅行割」を利用すれば、対象条件を満たす旅行では1人あたり最大1万円の割引を受けられます。
夫婦2人で対象となる旅行商品を利用した場合は、今回のモデルケースでは旅行代金が合計2万円安くなります。浮いた費用を食事や観光、お土産に充てれば、旅行の満足度も高まるでしょう。
ただし、対象となる旅行商品や割引額、予約方法には条件があり、予算上限に達すると早期終了する場合もあります。旅行を計画する際は、対象プランかどうかを確認したうえで早めに予約し、自分たちに合った旅行プランを選ぶことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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