世界の裏側にある島で“弔い屋”を営む兄弟…さまよう魂を鎮める独特の儀式に「世界観に引き込まれる」の声【漫画】

世界の裏側の島で“弔い屋”を生業とする異形の兄弟/©佐藤リマコ/ライブコミックス

世界の裏側にある島で“弔い屋”を営む兄弟…さまよう魂を鎮める独特の儀式に「世界観に引き込まれる」の声【漫画】

7月4日(土) 8:00

世界の裏側の島で“弔い屋”を生業とする異形の兄弟
【漫画】本エピソードを読む

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、各電子書籍サイトで配信中の佐藤リマコさんによる『彼ノ世島の兄弟』(COMICアンブル)をご紹介しよう。

同作は、世界のすぐ裏側にある島・彼ノ世島に流れ着いたモノを弔う“弔い屋”の兄弟を描くオカルトファンタジー。以前佐藤さんのX(旧Twitter)に第1話がポストされると、約2000ものいいねが寄せられている。そこで作者の佐藤さんに、同作を描いたきっかけやこだわりについて話を伺った。

■兄弟が海岸に流れ着いた“人魚”を確かめに行くと…
『彼ノ世島の兄弟』第1話(1/33)

ヒトの暮らす世界の裏側にあるという彼ノ世島。ある日、この島に暮らす“弔い屋”の兄弟・クロとロクは、浜辺に“人魚”と呼ばれている異形が流れ着いたと連絡が入り、海岸に向かっていた。

2人が到着すると、そこには全身がウロコに覆われた女性の人魚が打ち上げられていた。クロが状態を確認したところ、ひどい匂いを放ち、事切れている様子。“弔い”をすれば問題なさそうだ、と検分から立ち上がったクロは岩陰に、頭から紙袋を被ったスーツ姿の男性を見つける。

2人が覗き込んだその時、男性が目を覚ます。それと同時に、息絶えていたはずの人魚も起き上がってきて…。読者からは「世界観に引き込まれる」「弔い屋の兄弟が魅力的」などの声が寄せられている。

■作者・佐藤リマコさんに創作への想いをインタビュー「私にとっては人生を導いてくれた特別な存在です」
『彼ノ世島の兄弟』第1話(21/33)


――『彼ノ世島の兄弟』を創作したきっかけや原体験があればお教えください。

物心ついた頃からお葬式に出席する機会が多く、実家の近所にお寺やお墓が多かったこともあり、「死」や「弔い」が身近な存在でした。

ぼーっとしている時は、よく死の向こう側で案内してくれる存在に思いを馳せていて、そんな中で生まれたのが『彼ノ世島の兄弟』のベースとなる世界観です。

私たちが住む世界のすぐ裏側に人ならざるモノがいて、我々と同じように生活を営んでいたら……そして、迷い込んだ魂を弔ってくれる存在がいたら……そういう妄想から生まれたのが弔い屋の兄弟です。

初めて描いたのは確か2025年の年賀状だったのですが、当時私自身どん底で、一度リセットしてやり直したい、導いてほしいと藁にもすがる思いで描いた記憶があります。実際にこうしてマンガ家としてデビューさせていただけたので、私にとっては人生を導いてくれた特別な存在です。

――キャラクター造形や関係性を描くうえで工夫した点があればお教えください。

主人公のクロとロクは誰よりも「死」に近い存在なので、生気を感じない不気味な雰囲気を醸し出すデザインにしつつ、表情豊かで人間にとって身近に感じるように描いています。

兄弟と島民の関係性は、良くも悪くも田舎っぽさを出せるようにしています。基本的に温かく見守ってくれてはいますが、裏では噂話をしていたり、少し離れたところから見ていたり……微妙な距離感を感じていただければと。

――ネームや作画の過程で苦労した点、あるいは試行錯誤した表現があればお教えください。

これまでゆったりとした会話劇を中心とした作品ばかり描いていたので、勢いがある動きや演出は初挑戦でした。

担当さんにアドバイスをいただきつつ、うんうん唸りながらも表現したいシーンが自分の中でバチッとハマって描けた時は本当に嬉しかったですね。特にクロの身体からカラスが吹き出すシーンがお気に入りです。

――今後の展望や目標をお教えください。

弔い屋兄弟を中心とした日常のほか、島に流れ着く様々なモノにまつわるエピソードや、島自体が抱える秘密などを描いていけたらいいなぁと考えています。今は彼ノ世島からの視点で物語を紡いでいますが、機会があれば人間側から見たお話も描いてみたいですね。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

『彼ノ世島の兄弟』をお読みくださっている読者の皆様、ありがとうございます!弔い屋兄弟を中心に個性的なキャラクターが登場したり、新たな展開を予定しておりますので、今後も楽しみにしていただけるようがんばります!



【関連記事】
【漫画】本エピソードを読む
“美人すぎるフードライター”が摂食障害に…“隠れた名店”と出会い運命が変わっていく様子に「ラストで驚いた」【漫画】
“世界最長の首都名”、“実は日本よりも大きい”…イケメンキャラに擬人化したタイの日常に「めちゃくちゃ良い人」の声【漫画】
頭痛は“片頭痛”と“緊張型頭痛”の2種類に分けられる?日本唯一“天気痛ドクター”の解説に「必読」の声【漫画】
しばらく続いた親指の痺れが二の腕までに…担当医の診察で症状が判明したことに「さすがプロの仕事」【漫画】
患者の命を奪ってしまうかも…看護師時代に恐怖を覚えた“処方された薬を投与する行為”に「本当に大変な仕事」【漫画】
WEBザテレビジョン

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ