ぐずる息子に「ママおるよ〜」。夢うつつで聞いたその声が、妻の最期の言葉になるなんて/私がシングルファザーになった日(4)

ぐずる息子に「ママおるよ〜」。夢うつつで聞いたその声が、妻の最期の言葉になるなんて/(C)りゅーちゃんねる、きむらかずよ/KADOKAWA

ぐずる息子に「ママおるよ〜」。夢うつつで聞いたその声が、妻の最期の言葉になるなんて/私がシングルファザーになった日(4)

7月4日(土) 21:30

ぐずる息子に「ママおるよ〜」。夢うつつで聞いたその声が、妻の最期の言葉になるなんて
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妻のえいこさん、一人息子のそうまくんと穏やかな日々を過ごしていたりゅーすけさん。しかし、いつもと変わらないはずのある夏の朝、「ドンッ…」という大きな音で目を覚ますと、隣で寝ていたはずのえいこさんがベッドから落ちたまま意識を失っていました。救急車で搬送され、えいこさんの心臓は再び動き出しましたが、回復を願う家族に突きつけられたのは受け入れがたい現実でした。

妻を亡くし、幼い息子を育てるシングルファザーとなったりゅーすけさんの苦悩や後悔、そして家族との日々を描いた実話コミックエッセイ『私がシングルファザーになった日』を16回連載でお送りします。今回は第4回です。

※本記事はりゅーちゃんねる、きむらかずよ著の書籍『私がシングルファザーになった日』から一部抜粋・編集しました。




僕は気がつくといつも言葉を飲み込んできた

言い争いになるのが嫌で黙るようになった

ちゃんとしとるよ!

やってるならもういいよ...





妻は時々、言葉を飲み込む僕に反応を求めてきた

妻はひたすらよく話す人だった

そっちからしゃべって!はい!どーぞ!

いなくなってから君の言葉を鮮明に思い出す





妻が倒れる前の夜

ふえぇぇぇぇぇー

1時間ごとに起きては泣いていた

その後もそうまは寝ては泣くを繰り返していた





妻を寝かせてやりたくて僕が抱っこして1階に降りた

もう寝室に行けそうかな

ママおるよ~

夢うつつの中で僕が聞いた優しい妻の声



著=りゅーちゃんねる、きむらかずよ/『私がシングルファザーになった日』









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