謎の「ミニオン語」はこうして生まれた生みの親が明かす舞台裏

「ミニオンズ&モンスターズ」

謎の「ミニオン語」はこうして生まれた生みの親が明かす舞台裏

7月3日(金) 11:00

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ミニオンたちが話す独特の言葉「ミニオン語」は、もとをたどれば偶然の産物だったと、生みの親のピエール・コフィン監督が明かした。

米バラエティの独占取材で、コフィン監督はその経緯を振り返る。始まりは、シリーズ第1作「怪盗グルーの月泥棒」(2010)の制作中だったという。当初、コフィン監督にミニオンの声を担当する予定はなかった。プロの声優が決まるまでの間に合わせに、自分の声で仮のセリフを吹き込んだだけだった。CM制作において自分の声を仮当てする習慣があったからだ。手本もセリフもなく、ただ思いつくまま声を出したという。

「何を言えばいいかわからなくて、とにかくでたらめをしゃべった。ところどころに単語を入れてね。たしか『パンケーキ』とか『パンナコッタ』とか言ったと思う。p の音が、なんだかおかしくてね」

その録音のピッチを大きく上げて、イルミネーションのクリス・メレダンドリ代表に送ったところ、返ってきた答えは「君がやればいいじゃないか」だった。こうしてミニオンたちは、あの声を手に入れた。いまも監督は、実際の声より遅い速度で録音し、あとでピッチを上げている。だからミニオンの声を出してほしいと頼まれても、その場ではできないという。

言葉として形を持ちはじめたのは、続く「怪盗グルーのミニオン危機一発」からだ。コフィン監督は、たわごとのなかに実在の言語の単語をちりばめるようになった。イタリア語やフランス語、スペイン語に始まり、作を重ねるごとに日本語、韓国語、ヒンディー語、ドイツ語なども加わっていった。7本の映画と複数の短編を経て、いまでは約12の言語が混じっているという。ただし、選ぶ基準は意味ではなく、音の響きとリズムだ。

「大事なのは、言葉そのものより音楽性なんだ」

その言葉選びは、監督自身が思わず笑ってしまうかどうかで決まる。街で誰かとぶつかったときの面白い一言や、レストランのメニューで見かけたアジアやインドの料理名から広がることも多い。ナシゴレン、ティッカマサラ、カルボナーラといった料理の名前も、いつのまにかミニオン語の一部になっているという。

シリーズ最新作「ミニオンズ&モンスターズ」は、8月7日に全国公開される。

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ミニオンズ&モンスターズ

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