ハードボイルド小説を原作とするノワール映画15作品を一挙上映する特集イベント「ハードボイルド・ノワール映画祭」が、7月25日から東京・新宿K's cinemaで開催される。
第一次世界大戦後のアメリカで誕生し、内面描写を排して外面描写に徹した乾いた文学スタイル“ハードボイルド小説”。今回の映画祭では、犯罪小説の分野で同ジャンルを確立させたダシール・ハメット原作の「ガラスの鍵」「市街」をはじめ、レイモンド・チャンドラー作の「青い戦慄」、フィルム・ノワールの隆盛を体現したロバート・アルドリッチ監督による頂点的名作「キッスで殺せ!」などがスクリーンに甦る。
さらに注目のラインナップとして、日本初公開となるミッキー・スピレーン原作の「裁くのは俺だ」がお目見え。そのほか、人種差別が悲惨な最期を招くウィリアム・マッギバーン原作の「拳銃の報酬」、ジェームズ・M・ケイン原作の愛憎劇「ミルドレッド・ピアース」、アーネスト・ヘミングウェイによる「殺人者」など、緊迫した闇の世界と人間の業を色濃く映し出す傑作群が集結した。
なお、開催初日の7月25日には、「キッスで殺せ!」の上映後に映画評論家の吉田広明氏と上島春彦氏をゲストに迎えた開催記念トークイベントも予定されている。
■上映作品(原作者別・全15作品)
【ダシール・ハメット原作】
「ガラスの鍵」(1942年/82分/モノクロ)
「市街」(1931年/83分/モノクロ)
「影なき男」(1934年/90分/モノクロ)
【レイモンド・チャンドラー原作】
「ブロンドの殺人者」(1944年/95分/モノクロ)
「湖中の女」(1946年/103分/モノクロ)
「青い戦慄」(1946年/99分/モノクロ)
【ミッキー・スピレイン原作】
「キッスで殺せ!」(1955年/106分/モノクロ)
「裁くのは俺だ」(1953年/87分/モノクロ)※日本初公開
【アーネスト・ヘミングウェイ原作】
「殺人者」(1946年/103分/モノクロ)
「破局」(1950年/97分/モノクロ)
【ウィリアム・マッギバーン原作】
「悪徳警官」(1954年/92分/モノクロ)
「拳銃の報酬」(1959年/96分/モノクロ)
「地獄の埠頭」(1956年/98分/カラー)
【ジェームズ・M・ケイン原作】
「ミルドレッド・ピアース」(1945年/111分/モノクロ)
【ジェームズ・ハドリー・チェイス原作】
「エヴァの匂い」(1962年/109分/モノクロ)
【作品情報】
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破局
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