【写真】ジャンルレスに活躍を続ける三宅健がビルバオに住むアーティストの自宅へ
三宅健がヨーロッパを旅しながらさまざまなアートや建築に触れるドキュメンタリー番組「『三宅健-4Dimensions-』スペイン編」(全4回)の第3回は「Dialogue」をテーマに、三宅がビルバオの山奥でレストランを営む日本人シェフ・前田哲郎氏に会いに行った。(以下、ネタバレを含みます)
■美食エリアとしても知られるバスク地方へ
同番組は、近年ジャンルレスに活躍を続ける三宅が“現地で活躍する日本人を訪ねる”Dialogue(対話)、“アートや建築に触れる”Design(デザイン)、“未知の世界に出会う”Discovery(発見)、“癒やしの体験をする”Detox(デトックス)の4つの「D」を軸に、スペインを旅するドキュメンタリー。
第3回は、三宅がビルバオの中心地から車で約30分離れた山奥へ。アートだけでなく美食エリアとして知られるバスク地方で、三宅は日本人シェフの前田氏が営むレストラン「Txispa(チスパ)」を訪れた。2023年にオープンした同店は約400年前に建てられたという石造りの家の内装を生かし、レストランとしてリノベーション。
開店からわずか半年でミシュランの一つ星を獲得するなど、スペインを代表する人気レストランだ。緑豊かな敷地内には菜園が広がり、料理に使う野菜のほとんどが自分たちの畑から収穫されたもので、しょうゆや酒、酢などの調味料も自家製のもので提供しているという。
三宅は前田シェフのこだわりを体感すべく、料理を試食させてもらうことに。一品目は、子羊の骨組みで取ったダシを使い、羊の油で焼き上げたキャベツに黒トリュフが添えられた「キャベツ一羊」。香り豊かな料理に「おいしい。あっという間になくなっちゃう」と、ペロッと平らげた。
一方、テーマの「Dialogue」を体現するため、三宅と前田シェフは対談を通じて、お互いの価値観や視点、そして店に対する愛を語っていく。さまざまな話をしていくうちに2人は「自分だけでなく周りの人みんながハッピー」という、共通の考えに触れる。
■絶妙な焼き加減で仕上げた海老料理に興奮
対談の後、再び映像は三宅の試食シーンへと戻る。2品目に用意されたのは、塩も振らずに焼いただけという「海老」だ。ごくシンプルに焼き上がった海老を「手で食べてほしい。頭を外して、頭部を吸うところからいきましょう!」と、食べ方を伝授する前田シェフ。三宅は一口目から「旨味しかない! おいしい」と絶賛する。
「何この火入れ! 本当に焼いただけですよね?」と思わず疑ってしまうほどで、海老の概念がひっくり返った様子。「僕ね、実は海老はそんなに好きじゃないんですよ…」とした上で、「人生で食べた海老で一番うまい。今日で好きになりました!海老を『こんなにおいしい』って思ったことないんだもん」と大喜び。興奮しながら料理の感想を伝える三宅の姿に、前田シェフも穏やかにほほ笑んだ。
その後は、ガリシア州で育った牛の肉を200日ほど熟成した骨付きステーキ「チュレタ」を堪能。シェフのこだわりが詰まった料理を思う存分に味わった。
最後には「1時から来られるお客さんが9時までいるのもうなずきますよ。たぶん幸せな気持ちになっちゃうから、この空間にいたくなるし、居座りたくなっちゃうんじゃないですか?」と伝え、「五感を総動員して楽しめるレストランだなって思いました」と最大級の賛辞を送った。
「『三宅健-4Dimensions-』スペイン編」はLeminoにて配信中。
◆文=suzuki
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