Netflixが、2016年に亡くなった俳優ジーン・ワイルダーの声をAIで再現し、新しいリアリティ番組に使うと発表した。ワイルダーは、1971年の映画「夢のチョコレート工場」でウィリー・ウォンカを演じたほか、メル・ブルックス監督の「プロデューサーズ」「ヤング・フランケンシュタイン」などでも知られる、コメディの名優だった。
番組「Wonka's The Golden Ticket(原題)」では、ゴールデンチケットを引き当てた12人が、それぞれ選んだ相棒とともにウォンカのチョコレート工場へ足を踏み入れ、さまざまなゲームに挑む。映画と、その原作であるロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」をもとにした内容で、勝ち抜いた1人が特別な賞を手にする。
声の再現を手がけたのは、AI音声の企業ElevenLabsだ。ワイルダーの遺族と協力して進めたもので、妻のカレン・ワイルダーは、遺族を代表してこう歓迎している。
「ジーンがウィリー・ウォンカに命を吹き込んでから50年以上がたったいまも、世界中の人々が彼の演技に喜びや笑いを見いだしています。この番組が、彼の温かさと想像力を新しい世代に届けてくれることを、うれしく思います」
一方で、亡くなった俳優の声をAIで作り出すことには、SNSなどで批判の声も上がっている。ElevenLabsはこれまでも、ジュディ・ガーランドやバート・レイノルズといった故人の声を再現してきた。今回の発表があったのは、「夢のチョコレート工場」の公開からちょうど55年にあたる日だった。
「Wonka's The Golden Ticket(原題)」は、9月23日から配信される。
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夢のチョコレート工場
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Photo by Silver Screen Collection/Getty Images