【写真】ナレーターを務める尾野真千子
解剖学者の養老孟司氏を特集した「NHKスペシャル『私の往生際養老孟司が見つめた“生と死”』」(夜9:00-9:49、NHK総合)が、7月5日(日)に放送される。同番組は、肺がんの闘病を続ける養老氏に約1年間にわたって密着し、自らの命と向き合う姿を追うドキュメンタリー。語りは尾野真千子が務める。
■ 抗がん剤治療中の標本づくりや愛猫への思いを明かす
88歳の養老氏は、2024年に肺に悪性のがんが見つかり、5年生存率は約10%と診断された。これまで「がんになっても積極的な治療はしない」「死ぬことは大した問題ではない」と語っていたが、番組の取材では、抗がん剤治療を受けながら新たな治療法の開発に期待をにじませる姿が収められている。
治療の合間には、幼い頃に世界を知る扉を開いてくれた昆虫の標本づくりを行う養老氏。また、3,000体を超える遺体と向き合い生と死の意味を見つめた東京大学医学部解剖学教室時代の思い出や、いまだ癒えない愛猫“まる”の喪失による痛みなどを打ち明ける。
■生と死の間を行き来する中で見いだした新たな境地
病を得て生と死のはざまに置かれた養老氏は、自らの命の限りと対峙する日々が続く中で「死ぬってことは本当にあるのか?」と口にする。治療を続け88歳の誕生日を迎えると、「自分は自分自身なのか」「自分はなぜ生き続けるのか」といった根源的な問いにも向き合っていく。
そして取材の終盤には、「ひとりで生きているみたいに思ってたんだけど、そうじゃないんですよね」と語る。番組では、養老氏が闘病の果てに見いだした死の意味や生の輪郭など、生と死をめぐる思索の末にたどり着いた境地をひもとく。
【関連記事】
・
【写真】尾野真千子が「NHKスペシャル『私の往生際 養老孟司が見つめた“生と死”』」で語りを務める
・
サグラダ・ファミリア完成へNHKが世界初生中継&独占密着など3番組を放送
・
松田翔太がナレーションを担当知床の変化、ヒグマの異変を高精細映像で描く<NHKスペシャル>
・
横浜流星&広瀬すずW主演映画「汝、星のごとく」に尾野真千子、木村佳乃、石田ゆり子、長谷川博己が出演「怖さを感じる作品」
・
永瀬廉×吉川愛W主演映画「鬼の花嫁」、キャラクターポスター5種&新場面写真公開それぞれの“譲れない想い”が交錯