小栗旬、「ガス人間」配信記念イベントで“新次元”の自信を語る俳優デビューのUTAは圧倒的な存在感

小栗旬、「ガス人間」配信記念イベントで“新次元”の自信を語る俳優デビューのUTAは圧倒的な存在感

6月30日(火) 14:30

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東宝とNetflixがタッグを組んだドラマシリーズ「ガス人間」の配信記念イベントが6月29日、都内で行われ、小栗旬、蒼井優、広瀬すず、林遣都、UTA、竹野内豊、エグゼクティブプロデューサー/脚本のヨン・サンホ、片山慎三監督が出席した。

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本作は、「ゴジラ」(1954)の本多猪四郎監督の「ガス人間第一号」(60)を、全8話の完全オリジナルストーリーとしてリブートしたNetflixシリーズ最新作。メガホンを、「岬の兄妹」(19)「さがす」(22)の鬼才・片山慎三がとったほか、前代未聞の連続殺人事件を追う刑事と記者役として小栗と蒼井が共演。都市伝説系チャンネル「フジタとカホの恐怖地帯」を運営する動画配信者の兄妹役に林と広瀬、元ヤクザの上場企業社長・森靖利役に竹野内、注目のガス人間役を本作が俳優デビューとなる新星・UTAが担う話題作だ。

イベントは、本作に出演しているクリス・ペプラーのMCで進行。オープニング映像が流れ、サーチライトが怪しげに蠢く中、スモークを潜り抜けて現れたのは、本作で“ガス人間”を演じるUTA。劇中そのままに、圧倒的な存在感で会場の視線を釘付けにすると、続いてシルエットの中にキャスト・クリエイター陣が登場し、会場が歓声に包まれた。

主人公の刑事・岡本賢治を演じた小栗は、「素晴らしいキャスト、クリエイターの皆さんと作ったこの作品を、ようやくお届けできることが嬉しいです」と挨拶。報道記者・甲野京子役の蒼井は、「8カ月という長い期間をかけて、じっくりと熱量を注ぎ込んだ作品です。こうして皆さんの前でお披露目できる日を迎えられて、本当に胸がいっぱいです。今日がとても待ち遠しかったです」と晴れやかな笑顔を見せた。

本作で演技初挑戦にして俳優デビューを飾り、タイトルロールの大役を射止めたUTAは、「皆さん初めまして、UTAと申します。今回、自分にとって人生で本当に初めての演技挑戦ということで、撮影中も今も、まだ慣れない部分や至らない部分が本当にたくさんあるのですが、この『ガス人間』という素晴らしい作品の力になれるよう全力で挑みました。こうした華やかな場に立たせていただくのも初めてなのでとても緊張していますが、どうか温かく見守っていただければ幸いです」と謙虚ながらも力強く語り、会場からエールを込めた大きな拍手が送られた。

全エピソードのメガホンをとった片山監督は、「自分がこのお話をいただいてから、足掛け6年という長い時間をかけてじっくりと熟成させ、丹念に作り上げてきた作品です。今日という素晴らしい日を迎えられたことは、監督として非常に感慨深く、感無量です」と、並々ならぬ熱量で挑んだプロジェクトへの深い愛着を語った。

エグゼクティブプロデューサーと脚本を務めたヨン・サンホは、「原作の『ガス人間第一号』は、当時として非常に斬新なアイデアと素晴らしい特撮技術で作られた傑作であり、何より根底にある重厚なヒューマンドラマが極めて魅力的でした。今回の現代版リブート作品でも、そのエッセンスを大切にし、SFやスリラーとしての面白さはもちろん、現代社会を生きる人間たちの剥き出しの欲望やドラマを深く描き出すことに注力しました」と、原作への深いリスペクトと本作に込めた思いを明かした。

また、たヨン・サンホは、先日顔を合わせたというギレルモ・デル・トロとの会話を明かし、「私が『いま日本で「ガス人間」をリブートしている』と伝えたところ、デル・トロ監督が非常に興奮されて、『もちろん知っているとも。実は私の映画『ヘルボーイ2』に登場するヨハン・クラウスというキャラクターは、まさに東宝の『ガス人間第一号』から多大なインスピレーションを受けて作ったものなんだ!』と明かしてくれたんです」と興奮気味に語った。

続けて「原作が世界中のクリエイターにどれほど大きな影響を与え、愛され続けているかを再確認しましたし、今回の新しいシリーズも、世界中のファンの期待を裏切らない普遍的な強度を持った素晴らしいクオリティに仕上がったと確信しています」と語り、本作が持つグローバルな可能性に強い自信を見せた。

映像表現のこだわりについて問われた片山監督は、「見どころは本当に全編にちりばめられていますが、特に象徴的なのは“ガス人間”のビジュアル表現です。撮影現場では当然、ガスになった状態のUTAさんはいないので、小栗さんをはじめとする演者の皆さんには、何もない空間や空を見上げながら、想像力だけで驚きや恐怖を表現していただくという難しいお芝居をお願いしました。実際そのガス人間が最新鋭のCG(白組)としてどう立ち上がるのか、人間からガスへ、あるいは石像からガスへと変化していくリアルな質感、車のダイナミックなバックフリップをはじめとする現代の技術ならではのダイナミックな演出など、徹底的にリアリティにこだわって作りました」と、撮影の裏側を解説した。

小栗は、自身の演じた刑事役について「賢治は正義感だけでなく、非常に情に厚く人間味のあるキャラクターです。完璧なヒーローではなく、目の前で起きている『前代未聞のあり得ない現実』に困惑し、葛藤しながら泥臭く突き進んでいきます。警察が手に入れる情報だけでは、常にガス人間の引き起こす怪事件のスピードに一歩遅れてしまう。そのもどかしさや感情の揺れが、観客の皆さんにとって物語の入り口として感情移入しやすい存在になっていると思います」と、キャラクターの人間らしい魅力を語った。

真実を追う記者・甲野京子を演じた蒼井は、「京子は非常に芯が強く、タフな行動力を持った女性です。単に強いだけでなく、日常の中に潜む小さな違和感や、異常事態の裏にある繊細な人間のドラマを鋭く見抜いていく。警察の捜査とはまた違った、記者という独自の鋭い視点があることで、作品の持つ人間ドラマの奥行きがさらに一段と深くなっていると感じながら演じました」と振り返った。

ガス人間という難役に挑んだUTAは、「人間離れした存在を演じるにあたり、言葉よりも身体の所作や動き、目線ひとつでいかに説得力と不気味さを作り上げるか、という点に最も心を砕きました。片山監督とも細かく相談しながら、衣装やメイクの細部に至るまで、どうすれば『得体の知れない恐怖と哀哀さ』を両立できるか、相当な準備と模索を重ねて撮影に挑みました。毎日が本当に刺激的で、役者として素晴らしい経験をさせていただきました」としみじみと語った。

イベント後半には、会場の観客が「刑事」「記者」「動画配信者」の3チームに分かれ、自身のスマートフォンを駆使して謎に挑むクイズ企画「ガス人間合同捜査レビュー」が行われ、作品の核心やヒントに迫る全5問のクイズに挑戦。刑事チームが正答率60%で見事優勝し、小栗からチームのMVPへ表彰状と記念グッズが直接授与された。

最後は小栗が登壇者を代表してあいさつし、「前代未聞の事件そのものの衝撃はもちろん、映像の迫力、そして登場人物たちが織りなす人間ドラマの広がりに至るまで、まさに“新次元”の名にふさわしいスケールの大きなクライムスリラーに仕上がっています。今日皆さんがここで集めてくださった手がかりの先にある真実を、ぜひ7月2日配信の本編で目撃してください」と、ファンへ向けて熱いメッセージを投げかけた。退場時には、キャスト・クリエイター陣が客席の通路を通って観客を間近で見送るという、サプライズ演出も行われ、会場に詰め掛けたファンを喜ばせた。

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さがす

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