【写真】りん(見上愛)と直美(上坂樹里)の間に気まずい空気が流れる
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第67回が6月20日に放送された。見習い生・ヒデ(池田朱那)が辞めてしまい、責任を取ることになったりん(見上)の苦悩が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■ヒデが残した痛烈な言葉……すれ違うりんと虎太郎の「正論」
見習い生のヒデは、正式に辞めることになった。「女が働ける時間は限られていますから。私は未来の見えないものに時間を使いません」という言葉は、りんの胸に大きな傷として残ってしまう。
そんな中、りんは仕事で病院を訪れていた虎太郎(小林虎之介)と偶然再会する。心の内を明かすりんに、虎太郎は「うちの会社も辞める者はいるけどそれは仕方ない。遅かれ早かれ辞めるやつは辞める。成果が出ないのはその人に力がないからだ。努力した者はしただけ上に上がれる。今はそういう自由な世の中なんだから」と持論を語る。
しかしりんは、ツヤ(東野絢香)のように努力ではどうにもならないこともあると反論。すると虎太郎は「俺はりんのせいじゃないって言ってるんだ」と口調を強める。うまく言葉で伝えられず、虎太郎は悔しげな表情でりんの背中を見つめるしかなかった。
■役職交代の冷徹な現実…患者・山本から贈られた優しい言葉
院長・多田(筒井道隆)から呼び出されたりんと直美(上坂)。成績トップだったヒデが辞めたことで、りんは責任を取る形で外科の看護婦取締を下ろされてしまう。代わりに直美が内科と外科を兼任することとなった。必死に抗議しようとする直美を遮り、りんは力なく承諾する。
「人を指導したり管理したりするのが下手なんだと思う。成果があがらなかったら仕方ない。だから直美さん、外科もよろしくお願いします」と言って、りんは寂しげに微笑み去っていく。
その後、りんはヒデが受け持っていた山本(本田大輔)に担当が代わったことを伝える。代々徳川家の庭師を継いできたという山本は、「自分が努力するより下の者を育てる方がよっぽど難しいものだから。答えがでるのはずっと先だ」とりんの心を救うように優しく語りかけた。
■直美との間に流れる気まずい空気…トヨの感謝と嘉平の優しさ
役職の交代を機に、直美とりんの間にはどこか気まずい雰囲気が流れ始める。直美はりんの待つ自宅へは帰らず、体調を崩したトヨ(松金よね子)の元を訪れた。
貧しさゆえに入院できないトヨだったが、「直美ちゃんがいつも来てくれてそれだけで十分だよ。ありがとう」と心からの感謝を告げる。一方、長屋の大家である嘉平(春海四方)は、直美に「戻ってきたいなら何とかするよ」と問いかけるのだった。
■重なる別れに沈むりんと、不器用な虎太郎の優しさに視聴者から共感の声
看護婦のツヤに続き、見習い生のヒデまでが立て続けに辞めてしまい、すっかり落ち込んでしまったりん。SNSには「りんちゃん、どうしたらいいかわからなくなっちゃったよね」「院長の言葉は厳しいけれど、一度離れて見つめてみるのもいいかも」「りんちゃんのせいではないけれど、自分を責めちゃうよね」と、彼女の痛みに寄り添うコメントが集まった。
また、励まそうとしながらも言葉が空回りしてしまった虎太郎に対しては、「今のりんちゃんには正論はいらなかったのかも…」「虎太郎の言っていることは合っているんだよね」「一瞬2人の心がすれ違ったように見えた…」と、もどかしい関係性に注目する声が多数寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
【関連記事】
・
【写真】直美(上坂樹里)、不器用な手つきで大きなおにぎりを作る姿
・
【写真】小川吾郎(甲斐翔真)、対立していた直美(上坂樹里)への態度から一変、うっとり見つめる姿
・
夢の“朝ドラ”初出演の生田絵梨花、「風、薫る」の舞台裏を語る芳根京子による親友エピソードも<あさイチ>
・
生田絵梨花「多江のあふれ出てしまう余白を受け取って」菊池亜希子、中井友望ら養成所一期生のコメント公開<風、薫る>
・
中村倫也、井上祐貴、甲斐翔真が“朝ドラ”「風、薫る」新キャストに決定新潟を舞台に“新たな風”が吹く