IMAXの熱心な支持者として知られるクリストファー・ノーランが、ライアン・クーグラー監督が「罪人たち」をIMAXカメラで撮影することを後押ししていたことを明かした。米Deadlineが報じた。
ノーランは米ニューヨーク・タイムズに対し、「ライアンはIMAXで撮ると決める前に、僕に電話をくれた」と明かし、「『ダンケルク』のときだったと思いますが、IMAXのオリジナルフィルムプリントによる上映に彼を連れていったのが最初でした。私は映画作家たちに、このフォーマットの可能性を見せるのが好きなんです」と語った。
さらに、「彼は準備中に電話をしてきたのですが、実際には、自分のバンパイア映画をその方法で撮るのはおかしくないと言ってくれる人を探していたのだと思います。私は『ぜひそれを観たい』と言いました」と振り返っている。
ノーランの後押しもあってか、クーグラー監督は「罪人たち」でIMAXカメラを採用。同作では、オータム・デュラルド・アルカポーがアカデミー賞撮影賞を受賞した。
ノーランはこれまでも、「オッペンハイマー」(2023)、「TENET テネット」(2020)、「ダンケルク」(2017)、「インターステラー」(2014)、「ダークナイト ライジング」(2012)、「インセプション」(2010)、「ダークナイト」(2008)などでIMAXを活用してきた。そして、最新作「オデュッセイア」は、全編がIMAXカメラで撮影された初の映画となる。
ノーランは、「私のキャリアにおける大きな満足のひとつは、映画制作システムの進化のプロセスに関わってこられたことです」とコメント。「この映画を全編IMAXで完成させたことに興奮しているのは、ほかの映画作家たちがこの方法で何をしたいと思うか、という点にあります。誰か別の監督が同じやり方で作った映画を、純粋に見に行きたいのです」と語った。
「オデュッセイア」は9月11日全国公開。
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オデュッセイア
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Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images