「黒牢城」観た人の感想は?ユーザーレビューまとめ「米澤穂信+黒沢清の豪華さを堪能」「本木の村重が渋くもカッコいい」「配役が絶妙」

「黒牢城」

「黒牢城」観た人の感想は?ユーザーレビューまとめ「米澤穂信+黒沢清の豪華さを堪能」「本木の村重が渋くもカッコいい」「配役が絶妙」

6月29日(月) 21:00

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6月19日から公開された黒澤清監督の最新作「黒牢城」が、映画.com内で注目・話題を集めた指標となる「映画.comアクセスランキング」(6月29日発表/集計期間:2026年6月22日~6月28日)において、前週の2位から順位を上げて第1位を奪取しました。本記事では、映画.comに寄せられた感想・レビュー(一部抜粋)を一挙にご紹介します。

【動画】「黒牢城」特別映像(60秒)

●物語について:「米澤穂信+黒沢清の豪華さを堪能!」「一筋縄ではいかない面白さ」

まずは物語について。米澤穂信作品のファンからの黒沢監督の手腕を称える声や、作品の内容や黒沢監督の演出を深読みするレビューが目立ちました。

・とても面白かった。商業映画として分かり易くカット割りや編集のテンポも配慮されていたが、やはり黒沢清ならではの画角・カメラワークが秀逸。米澤穂信は、最近は読んでいなかったので原作未読だが、彼らしい作風が楽しめた

・荒木村重の籠城戦を舞台装置に、城で起きた事件を幽閉中の黒田官兵衛が牢で安楽椅子探偵よろしく解決していく話で、歴史もミステリーも好きな私は、この時の有岡城を使う、それだけで上手いなと感心した。ただこの作品は、ミステリーだけではなかった。極限下での民衆の心、宗教を冷静にも見る人々、城内の人々の考えと行動。一筋縄ではない面白さがこの作品にはあったと思った。

・大河ドラマで丁度荒木村重の場面と重なってて官兵衛も村重も描き方が全く違うのでどっちが本当でどっちも違ってたのかミステリー。こういう戦国映画見るのは初めてだけど惹き込まれたテレビと違ってロケ中心の華麗で豪華な映画でした。

・「黒牢城」は、歴史上「卑怯者」と語られ続けた荒木村重という人物を、別の角度から照らし直す映画だ。生き延びた者は本当に敗者だったのか。人を殺さないという信念は、果たして人を救えたのか。そんな問いを静かに観客へ突きつける、知的で苦い戦国心理劇だった。

・原作を途中まで読んだ状態で鑑賞したのですが、歴史と謎解きが融合した内容は非常に興味深く、引き込まれるものがありました。キャスト陣の演技も素晴らしく、配役に関しては文句なしの見応えです。

・誰をどこまで信じれば良いのだろう。観ている間中、『疑う』という感情がずっとつきまとった。色を押さえた映像が、あの閉鎖空間に満ちる不穏な空気感をより鮮明に浮かび上がらせる。

●俳優について:「脇を固める俳優陣が良かった」「配役が絶妙」「本木の村重が渋くもカッコいい」

続いて俳優について。それぞれが主演を担える豪華キャスト陣が揃った作品ですが、主演の本木雅弘の演技を絶賛する声、また本木の脇を固めた菅田将暉、吉高由里子らキャストのアンサンブルを評価する声が集まっていました。

・本木雅弘も渋い俳優になったなーと感心する。また、脇を固める俳優陣が良かった。吉高由里子、ユースケ・サンタマリア、オダギリジョー、柄本佑など主役を張れるメンバーはもちろん、近藤芳正、渋川清彦、矢柴俊博、渡辺いっけい、荒川良々など豪華メンバー。原作が読みたくなりました。

・本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子の配役が絶妙で、配役によってこんなにも変わるものなのかと思った。特に吉高の姫のひたむきな姿に感動。

・本木雅弘の村重が素晴らしい。「殺さず」という綺麗事を掲げながら、その内側で絶え間なく葛藤し、保身とプライドの間で揺れ動く主君の生々しさ。中盤に描かれる繊細な茶道の所作が、終盤の「ある決断」へと見事に接続されていくロジカルな演出には唸らされた。

・本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子の演技がさすが素晴らしい。本木の村重が渋くもカッコいい。脇を固める俳優陣も良い。

・あまり知らなかったので村重?村重!?むらしげええええええええええ!!村重ええ!!!!となりました。本木さんなんで一瞬爽やかに見えてしまって悔しい。技巧派の俳優さんたちに紛れても違和感なかった宮舘さん、ちょっと気づかなかったぐらい良かったよ。

・男女問わず、その面構えに思わず見惚れるような役者をずらりと並べており、ウェス・アンダーソン作品にも通ずるような愉しさがある。個性的な面々の中には、「8番出口」で大ブレイクした河内大和や、黒沢清監督の前々作「Chime」主演で強烈な印象を残した吉岡睦雄の顔も。とくに後者は「Cloud クラウド」ばりに素っ頓狂な声を上げることをこの時代劇で許された、監督お気に入りのキャラではなかろうかと内心ニヤリ。

【「黒牢城」あらすじ・概要】

「スパイの妻」「クリーピー偽りの隣人」などで国内外から高く評価されてきた黒沢清監督が自身初の時代劇に挑み、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞した米澤穂信による同名ミステリー小説を映画化。

荒木村重は織田信長の暴虐なやり方に反発して謀反を起こし、有岡城に立てこもる。織田軍に包囲され孤立無援となった城内で、村重は血気盛んな家臣たちを抑えつつ、妻・千代保を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。そんな中、城内で少年が殺害される事件が起こり、その後も怪事件が続発する。容疑者は密室と化した城内にいる家臣や身内の誰かで、城外には敵軍、城内には裏切り者という状況に、誰もが疑心暗鬼に陥っていく。追い詰められた村重は、信長の使者として説得に訪れ牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛に協力を仰ぎ、事件の解決に挑む。

城主・荒木村重を本木雅弘、天才軍師・黒田官兵衛を菅田将暉、村重の妻・千代保を吉高由里子、村重の腹心・荒木久左衛門を青木崇高、若手の家臣・乾助三郎を宮舘涼太(Snow Man)、事件の目撃者である狙撃の名手・雑賀下針を柄本佑、村重の隠し刀として暗躍する郡十右衛門をオダギリジョーが演じる。2026年・第79回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門出品。

【作品情報】
黒牢城

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(C)米澤穂信/KADOKAWA(C)2026映画「黒牢城」製作委員会
映画.com

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