米ユニバーサルが、クリストファー・ノーラン監督の新作「オデュッセイア」で、SNSのインフルエンサーを集めた公開前の試写を行わない方針だと、米ハリウッド・リポーターが報じた。7月6日にロンドンで開くワールドプレミアのあとは、こうした試写を挟まず、プロの批評家に向けた試写へ直接進むという。
近年、大作映画では公開前に、ファンサイトのブロガーやSNSのインフルエンサーを試写に招き、SNSに短い感想を投稿してもらうのが定番になっている。批評家の評価が出る前に、好意的な前評判を広げる狙いだ。投稿の多くは絶賛調で、話題づくりに一役買う。だが「オデュッセイア」は、この定番をあえて外す形になる。
背景としては、こうした「仕込まれた」前評判への観客の不信も。試写を批評家に絞るのは作品への自信の表れとも受け取れると、同誌は伝えている。
「オデュッセイア」は、「オッペンハイマー」でアカデミー賞を受けたノーラン監督の最新作だ。古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩を映画化し、英雄オデュッセウスをマット・デイモンが演じる。トム・ホランドやアン・ハサウェイ、ロバート・パティンソンら豪華な顔ぶれもそろう。全編をIMAXカメラで撮影した製作費2億5000万ドル(約400億円)の超大作で、前売りチケットには早くも需要が殺到している。
「オデュッセイア」は、9月11日に日本公開。
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オデュッセイア
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