同組ユ・ヘランの首位浮上を横目に畑岡奈紗は2位から一転…「切れかけた」苦悩の一日に

畑岡奈紗のムービングデーは悲願が遠のく苦しい一日になった。(撮影:南しずか)

同組ユ・ヘランの首位浮上を横目に畑岡奈紗は2位から一転…「切れかけた」苦悩の一日に

6月28日(日) 8:30

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<KPMG全米女子プロ選手権3日目◇27日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>

2日目に「67」をマークして2位タイまで浮上した畑岡奈紗だったが、3日目は一転して4バーディ・8ボギーの「76」と苦戦を強いられた。



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1番からバーディで発進したが、ラウンドを終え振り返れば続く2番がターニングポイントになってしまった。ティショットをフェアウェイセンターに運び、残りは98ヤード。バーディチャンスも見える絶好のポジションだったが、2打目はピン手前14メートルと大きくショートした。さらにそこから3パット。ボギーを打ってしまった。

「2番のパーパットを外したところから、短いパットもあんまり…。思ってるとこに打ってんですけど、ちょっとラインが違かったりしたのかなと思います」

ここから流れを悪くし、5番、8番、そして後半10番からは3連続ボギーも叩いた。「ハーフターンする時には、かなり差も開いてしまったので、(気持ちは)切れかけてたのかもしれないです」。そうラウンドを振り返った。

ただ、その3連続ボギーを取り返すかのように、14番ではピン右サイドから5メートルを流し込み、3連続バーディで借金を返済していく。ティが前に出て240ヤードとなった16番では、セカンドのアプローチがもう少しでイーグルという場面も作った。

ここから反撃へ勢いをつけたかに思われたが、17番からは再び連続ボギー。「昨日ぐらいまで決まってたショートパットからミドルパッドが決まらなかったところで、流れを掴めなかったなと思いました」。後味の悪い終わり方となった。

苦しんだラウンドを尻目に、同組のユ・ヘラン(韓国)は「68」の好プレーを見せ、畑岡と同じ2位グループから抜け出して単独首位に浮上した。「すごく安定してたと思う。ショットもある程度距離が残っても、きっちりグリーンオンさせてくる。その辺りはさすがだなと思いました」と脱帽するばかりだった。

ヘランとの差は8打。「上と差は開いちゃいましたけど、トップ5以内を目指して頑張りたいと思います」。悲願のメジャー優勝が遠のく一日になってしまったが、まずは現実的な目標に切り替え、ベストを尽くす。(文・齊藤啓介)


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