米インディペンデント映画の祭典「インディペンデント・スピリット賞」に、昨年亡くなったロバート・レッドフォードさんの名を冠した新たな賞が設けられると、米バラエティが報じた。環境問題をテーマにした映画やテレビ作品をたたえる賞だ。
レッドフォードさんは、2025年9月に89歳で世を去った。「明日に向って撃て!」や「スティング」などで一時代を築いた名優であり、自ら監督した「普通の人々」ではアカデミー監督賞も手にしている。その一方で、サンダンス映画祭を創設してインディペンデント映画を支え、長年にわたって環境保護にも力を注いできた。新たな賞は、その活動家としての一面を受け継ぐものだ。
新たな賞は「ロバート・レッドフォード環境ビジョン賞」と名づけられた。気候変動や自然保護、先住民が培ってきた知恵などをテーマに据えたアメリカの劇映画・テレビ作品が対象となる。レッドフォードさんが設立に携わった環境団体「レッドフォード・センター」と共同で創設された。
レッドフォード・センターで代表を務めるジル・ティドマンは、新賞に込めた思いをこう語る。
「ロバート・レッドフォードは、物語には人々の世界の見方を変える力があると、固く信じていました」
環境問題への理解を深め、人々の行動を促すような作品をたたえることで、故人の遺志を受け継いでいきたいという。
初めての授与は、2027年3月のスピリット賞で行われる。
【作品情報】
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明日に向って撃て!
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Photo by Roy Rochlin/FilmMagic/Getty Images