大ヒットアニメ「シュレック」シリーズで主人公の相棒を務める、おしゃべりなロバ・ドンキーを主役にしたスピンオフ映画が、2028年に公開されることになった。声を担当するのは、シリーズを通じてドンキーを演じてきたエディ・マーフィ。米ユニバーサルが発表した。
「シュレック」は、緑色の怪物シュレックを主人公にした冒険コメディ。2001年公開の第1作は世界中で大ヒットし、アニメ映画として初めてアカデミー賞の長編アニメ賞に輝いた。ドンキーは、そのシュレックにいつもつきまとう陽気なおしゃべりロバで、マーフィが20年以上にわたって声を演じてきた人気者だ。
今回のスピンオフ「ドンキー」は、ドンキーがどのようにして生まれたのかを描く前日譚だという。「レゴニンジャゴーザ・ムービー」のチャーリー・ビーン監督がメガホンを取る。
「シュレック」の世界から派生した作品としては、アントニオ・バンデラスが声を演じる「長ぐつをはいたネコ」シリーズに続くスピンオフとなる。本家の正規シリーズも動いており、2027年夏には最新作「シュレック5」が公開される予定。マイク・マイヤーズ、マーフィ、キャメロン・ディアスが続投し、新たにゼンデイヤが声優陣に加わるという。「ドンキー」は、その翌年に届けられることになる。
ちなみに、「シュレック」を生み出したドリームワークス・アニメーションは、いまではかつてとずいぶん姿を変えている。もともとはスティーブン・スピルバーグ監督らが94年、大手スタジオに対抗して立ち上げた独立系のスタジオだった。だが16年、ユニバーサル・ピクチャーズを擁するNBCユニバーサルに約38億ドルで買収され、創業者の一人で「シュレック」を主導したジェフリー・カッツェンバーグも会社を去った。いまはユニバーサルと同じグループの一部門として作品を送り出している。今回の新作をユニバーサルが発表しているのも、その流れとなる。
マーフィは、ドンキーへの愛着をこう語っている。
「シュレックは永遠にやり続けると、ずっと言ってきた。ドンキーは演じがいのあるキャラクターだ」
「ドンキー」は、28年6月30日に全米公開。日本公開は未定。
【作品情報】
・
シュレック
【関連記事】
・
マイク・マイヤーズ、「シュレック」姿でエディ・マーフィを祝福
・
「シュレック5」公開がさらに延期、2027年6月に
・
「シュレック」スピンオフの製作をエディ・マーフィが認める
Photo by Allen J. Schaben / Los Angeles Times via Getty Images