米映画芸術科学アカデミーが、新会員として世界の映画人529人を招いたと発表した。招待を受け入れた人は、アカデミー賞の選考に投票する資格を得ることになる。
アカデミーは毎年、映画界で実績を挙げた人々を新会員に迎え入れている。今年の529人のうち、95人はアカデミー賞の候補に選ばれた経験を持ち、21人は受賞者だ。アカデミーをめぐっては、かつて会員が白人男性に偏っていることが「#OscarsSoWhite(オスカーは白すぎる)」として批判を浴び、近年は会員構成の多様化を進めてきた。今回の新会員も、女性が42%、米国以外の60の国と地域の出身者が53%を占めている。
招かれた顔ぶれには、人気の若手スターが目立つ。Netflixのドラマ「ウェンズデー」で主演を務めたジェナ・オルテガ、マーベル映画「シャン・チー テン・リングスの伝説」のシム・リウ、ギレルモ・デル・トロ監督の「フランケンシュタイン」で怪物を演じたジェイコブ・エロルディらが、俳優部門で名を連ねた。
日本からも、複数のクリエイターが招かれた。なかでも目を引くのが、2025年に大ヒットした「国宝」を支えたスタッフだ。同作で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝き、「サマーウォーズ」などの脚本でも知られる奥寺佐渡子、「キル・ビル」も手がけた衣装デザイナーの小川久美子、ヘアメイクの豊川京子がそれぞれ招待された。アニメーション部門には、短編「普通の生活」で2025年のベルリン国際映画祭・短編部門の銀熊賞(審査員賞)を受賞した水尻自子も加わった。
今回の529人がすべて招待に応じれば、アカデミーの投票会員は1万338人となる。女性が全体の36%、米国以外の出身者が22%を占めることになるという。
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フランケンシュタイン
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