第99回米アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表出品作品募集スタート

第98回の日本代表選出作品「国宝」

第99回米アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表出品作品募集スタート

6月24日(水) 22:00

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第99回米国アカデミー賞国際長編映画賞出品作品の募集がスタートした。一般社団法人日本映画製作者連盟(映連)が映画芸術科学アカデミーより依頼を受け、同アカデミーが主催する同賞部門に日本映画1本を選出し出品する。

今年3月15日(現地時間)に授賞式が行われた第98回米国アカデミー賞には、李相日監督「国宝」を日本代表に選出。同賞国際長編映画賞へのノミネートはならなかったが、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートを果たした。

第97回には、黒沢清監督「Cloud クラウド」を日本代表に選出。第96回は、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所広司が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した「PERFECT DAYS」を選出し、同賞にノミネートされた。第95回は、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、初長編作品に与えられるカメラドールのスペシャルメンション(次点)に選ばれた早川千絵監督の長編デビュー作「PLAN 75」を選出している。

そして第94回は、濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」を選出して出品し、日本映画史上初となる作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞とあわせて4部門でノミネート。日本映画としては「おくりびと」以来13年ぶりに国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した。

近年は、その年のカンヌ国際映画祭に出品され、賞を受賞している作品が多く選出されている。「国宝」は、昨年の第78回に監督週間部門に出品された。そして、今年5月に開催された第79回には、コンペ部門に是枝裕和監督「箱の中の羊」、濱口竜介監督「急に具合が悪くなる」(仏・日・独・ベルギー合作)、深田晃司監督「ナギダイアリー」(日本・フランス・シンガポール・フィリピン合作)と3人の日本人監督作が入選。また、「ある視点」部門には岨手由貴子監督「すべて真夜中の恋人たち」が選出され、コンペ外で著名監督の最新作を紹介するカンヌ・プレミアで、黒沢清監督初の時代劇「黒牢城」が上映された。それらの作品含めて、今年はどの作品が日本映画の代表として選出されるのか注目される。第99回アカデミー賞授賞式は2027年3月14日開催と発表されている。

なお対象となる作品は、日本国内において2025年10月1日から2026年9月30日までの間に最初に封切られ、かつ商業映画劇場において少なくとも7日間以上連続して公開されていなければならない。また35ミリか70ミリフィルム、もしくはデジタル・シネマ・フォーマットであることが必須となっている。出品希望者は7月23日までに申請書などを映連に提出する。募集の詳細は映連ホームページ(http://www.eiren.org/)を参照。

【作品情報】
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©吉田修一/朝日新聞出版©2025映画「国宝」製作委員会
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