妹同然のいとこを心配して、高橋克典“涼”が堤真一“徹”をいきなり殴りつける<ピュア>

「ピュア」/(C)フジテレビ

妹同然のいとこを心配して、高橋克典“涼”が堤真一“徹”をいきなり殴りつける<ピュア>

6月23日(火) 6:05

「ピュア」
【写真】あれから30年…「波うららかに、めおと日和」で小木茂光と夫婦役を演じた和久井映見

今から30年前のドラマ、和久井映見主演作「ピュア」(1996年放送、フジテレビ系)がFODで配信中だ。軽度の知的障害をもつ主人公・優香(和久井)と、フリー記者の徹(堤真一)が心の交流をしていくヒューマンドラマ。新しい世界に飛び込もうとする優香を心配する家族たちの愛や徹との恋愛、障がい者の周囲でうごめく意地悪な人間たちの世界を描いていく。芸術賞で賞を取り、雑誌に掲載されたことで顔が知られるようになった優香を、世間から守る一心で行動するいとこ・涼(高橋克典)が鋭い表情を見せる第3話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

■主題歌はMr.Children「名もなき詩」

和久井映見のまさに“ピュア”な表情と演技が当時話題となったドラマ「ピュア」は、オブジェ作りに関して天性の才能を持っている主人公・優香が、とある芸術賞の大賞を受賞し、一躍時の人となって心身の変化を感じていくストーリー。出演は他に、優香の母・孝子役で風吹ジュン、涼と同じ洋食店で働くウェイトレス・マチ子役に高岡早紀、徹の出入りする出版社で実習生として働く麻子役に篠原涼子ら。Mr.Childrenの「名もなき詩」も主題歌として大ヒットした。

■写真誌に優香が「アヒルの子」呼ばわりされて家族が憤る

第3話は「秘密のデートに仕組まれた罠」。優香の母、孝子(風吹)は、美容院で写真誌「ムーブ」を開いた。「翔びたい芸術家、白鳥?それともアヒルの子?」の文字が目に飛び込んだ。

その頃、涼も洋食屋・ウッドで「ムーブ」を見た。店を飛び出した涼が、固い表情で「ムーブ」の編集部へ入っていく。そこへ、徹が出社してきた。涼はいきなり徹の胸ぐらを掴み、殴りつける。「許さない」と涼は叫んで、一触即発の空気になる。

■徹が自分のコーヒーを運んでくる優香に温かな心を感じる

一方、冬の道を優香が歩いていると、少女たちが近寄ってくる。「雑誌で見ました。がんばって下さい」と彼女たちは優香に声をかけた。孝子は、新時代芸術展事務局へ出かけ、「ムーブ」に掲載されてからの騒ぎを示し、「こうなるのが一番嫌でした。障害のことばかりを興味本位で…」と抗議し「賞を返してもいい」と訴えた。

編集部で徹は、あらためて「ムーブ」の記事に目を通す。自分の書いた原稿はかなり書き変えられていたのだった。それは徹自身も不服であり、優香に悪いことをしたと感じていた。

徹は美術館にいる優香に会いに行き、静かな場所では話しにくいからと動物園を2人で歩く。まるでデートのようなシチュエーションに優香は胸がときめくのを感じる。徹もまた、優香が売店で買った2つのコーヒーを大事そうに持ちながら、通りかかった子どもの風船を取るために自分のコーヒーをこぼしてしまう姿を見て、優香の屈託のなさに心が洗われるような感覚に陥る。

恋に落ちるはずのない2人が出会い、お互いの心に変化を与えるのも時間の問題である。心配する周囲の切なさと胸キュンが入り混じる第3話はFODで無料配信中だ。



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