𠮷田恵輔監督「四月の余白」、鑑別所送りとなった少年と主人公たちの面会を捉えた本編映像

𠮷田恵輔監督「四月の余白」、鑑別所送りとなった少年と主人公たちの面会を捉えた本編映像

6月23日(火) 18:00

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「ミッシング」の𠮷田恵輔監督の最新作で、一ノ瀬ワタルが劇場映画初主演を飾る「四月の余白」から、暴力衝動を抑えられず鑑別所行きとなった少年と、面会に来た更生施設の寮長と担任のちぐはぐな会話を捉えた本編映像と6点の新場面写真が披露された。

【フォトギャラリー】𠮷田恵輔監督最新作「四月の余白」新場面写真とポスタービジュアル(7点)

「ヒメアノ~ル」「ミッシング」などで人が思わず目を背けたくなるようなセンシティブな感情を描き続け、衝撃作を次々と発表してきた𠮷田監督。そんな監督が本作で描くのは、自身が多感な時期に出会った非行少年や彼らを取り巻くコミュニティをモデルに、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子どもたちに本気でぶつかりながらも彼らに寄り添う大人の生々しいもがき。どうしようもない人間を、どうしようもなく愛する𠮷田監督の真骨頂であり、新境地的作品となっている。

荒れる子供たちに本気でぶつかりながらも笑顔を絶やさない更生施設「みらいの里」の寮長・西健吾を演じるのは、Netflixドラマ「サンクチュアリ 聖域」の一ノ瀬。周囲の大人たちを翻弄する中学3年生の海斗を、𠮷田監督が抜擢した新星・上阪隼人。2人を引き合わせる中学教師の草野冬子に夏帆。海斗の両親役には、篠原篤(「恋人たち」)と占部房子(「雪子 a.k.a.」)。同級生の不良仲間である悠役に和田庵(「虎に翼」)、「みらいの里」で心の傷を癒し、日常に戻ろうとする寮生には、山﨑七海(「未来」)、髙田万作(「旅と日々」)。

この度披露された本編映像は、暴力衝動を抑えられず、寮から脱走して再び事件を起こし、鑑別所送りとなった少年・澤海斗(上阪)のもとを、寮長の西と草野が面会に訪れた場面を切り取っている。海斗を信じる西は「しばらく頭を冷やしてこい」と声をかけるが、冬子は海斗の将来を案じて更生を促す。

しかし海斗は「次来る時、(週刊少年)ジャンプ差し入れして」と悪びれもせず言い放つ始末。まったく反省していない海斗の言動に呆れた冬子が相手の気持ちを考えろと諭すものの、海斗は「人にやられて嫌なことでも、人にやるのは嫌じゃない。人が痛くても、俺はちっとも痛くないんだけど」と話す。西と冬子の想いが心底理解できない様子の海斗と大人たちの願いのすれ違いに胸が締めつけられる、衝撃的なシーンとなっている。

新場面写真は、授業中に立ち上がり大声を出す海斗や、「みらいの里」で暮らすようになった海斗、海斗の胸倉を掴み詰め寄る西の姿などを捉えている。「四月の余白」は、6月26日から公開。

【作品情報】
劇場版虎に翼

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