2023年の春、母が脳梗塞(のうこうそく)で倒れたことをきっかけに、私は実家へ戻ることを決めました。突然始まった介護生活に戸惑うことも多く、思うようにいかない日々の連続でした。それでも、母のそばで過ごす中で、これまで当たり前だと思っていた日常のありがたさや、家族と向き合う時間の大切さを改めて感じるようになったのです。
母を介護する覚悟を
入院後、母は半身にまひが残りました。それまで私は1人暮らしをしていたのですが、母のことが心配で、実家に戻ることにしました。
母は高齢ということもあり、日常生活にも苦労していたところに、体の不自由が追い打ちをかけました。見ているのがつらく、私が一緒に住んで介護することを決意したのです。
育ててくれた恩返しと思って
仕事が終わるとすぐに実家へ帰り、食事の支度や洗濯など、できる限りのことをおこなっています。
正直、大変なときもあります。夜中に何度もトイレに付き添ったり、思うように動かない母にイライラしてしまうこともあります。でも、今まで苦労をかけてきた分の恩返しだと、そう思うと不思議と力が湧いてきます。
当たり前がいかに尊いものか
この経験を通して、当たり前の日常がどれほど尊いものかを実感しました。朝、ベッドから起き上がるなど、私たちが無意識におこなっている動作も、母にとっては大変な作業です。
ゆっくりと時間をかけて、一歩ずつ前に進む母の姿を見て、今自分が健康でいられることがどれほど幸せなことか、改めて感じています。
まとめ
母の介護を通して、普段何げなく過ごしている毎日が、決して当たり前ではないのだと実感しました。自分の足で歩けること、食事ができること、家族と会話できること。その一つひとつが、とても大切なものなのだと気付かされたのです。大変なこともありますが、母と向き合う時間は、私自身の生活や考え方を見つめ直すきっかけにもなりました。これからも無理をし過ぎず、周囲の力も借りながら、母との時間を大切に過ごしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:金田富男/30代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
※一部、AI生成画像を使用しています。
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