「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」の完成披露舞台挨拶が6月20日、東京・イイノホールで開催。同作の声優を務める伊藤沙莉、マユリカの阪本と中谷、梶裕貴、遠藤綾、下野紘、小林由美子、野原しんのすけ(着ぐるみ)、メガホンを取った渡辺正樹監督が登壇し、出演が決まったときの心境や、アフレコ秘話などを語った。
「クレヨンしんちゃん」は、1990年に「漫画アクション」で連載が始まり、1992年からテレビアニメが放送されている人気シリーズ。劇場版は1993年公開の「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」を皮切りに展開され、本作がシリーズ33作目となる。
物語の舞台は、ひろしの故郷・秋田。大曲の花火大会を楽しみに帰省した野原一家が、ある事件をきっかけに「妖怪の国」から飛び出した妖怪たちの騒動に巻き込まれていく。妖怪の国に迷い込んだしんのすけたちは、どこか懐かしくも奇々怪々な世界で、予測不能な大冒険を繰り広げる。
伊藤は、野原一家に手を貸す狐の妖怪・やこ役、マユリカの阪本と中谷は、野原一家の行く手を阻む江戸前スッシーズの妖怪イカと妖怪カレイ役を担当。梶は頭脳明晰でミステリアスな妖怪・ひゃくえもん、遠藤はしんのすけたちと旅をする心優しいタヌキの妖怪・まめ太、下野は人間を警戒しながらも手助けしてくれる唐傘の妖怪・唐蔵を演じる。
冒頭、伊藤は「小さい子も含めて、こんなにたくさんのお客さんが『クレヨンしんちゃん』を楽しみにいらしてくださって、うれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔。続けて、オファーを受けたときの心境を聞かれると「お話をいただいたときから感動が止まらなかった」と回顧し、「子どもの頃からずっと夢に見た瞬間。しんちゃんの作品に携われてうれしい」と思いを明かした。アフレコについても「キャラクターの方々としゃべっていることも、作品の掛け合いも楽しかった。幸せが今もずっと続いている感じです」と余韻をかみ締めた。
自身が演じたやこの役作りについては「500年生きているということで、みんなのお姉さんでリーダー的な存在」と説明。「頼りがいのある声の感じが出せたらいいなと思いつつ、やこちゃんはかわいいので、そのバランスを大事にしました」と振り返った。
この日は「もし友達になるならどんな妖怪と友達になりたいか」をテーマにトークする場面も。小林は「天狗」と答え、「息子が大好きで。去年のハロウィンも『天狗にしてくれ』と言われて、天狗のお面を作った。この間もそのお面をかぶって、地元のお祭りに行ってましたね」と母親の顔をのぞかせた。
一方の伊藤は、昨年から犬を迎えたことを明かしたうえで、「わたあめ状態のシロとうちの子たちを遊ばせたい」と、しんのすけの愛犬・シロとの交流を望んでいた。また、愛犬は2匹迎えたとのことで、名前は「あじこ」と「こすけ」。「初公開!」と笑いながら、「あじこは夫(蓬莱竜太)がつけたんですが、パッとUAのバンドが浮かんだみたいで」と命名の経緯を明かしていた。
締めの挨拶で再びマイクを握った伊藤は「みなさんが毎年楽しみにされている映画かと思います。今年も最高の映画になっています」とアピール。「たくさん笑えますし、ちょっと我慢できないくらい泣けるシーンもありました。すごく感動しました」と完成作への手応えを語った。
さらに「子どもから大人まで誰が見ても楽しめたり、ぐっときたり、いろいろなものを吸収して、たくさん感じ取れる映画だと思います。ぜひゆったりと夏を感じて楽しんでください」と呼びかけ、締めくくった。映画は、7月31日から全国で公開。
【作品情報】
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映画クレヨンしんちゃん奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション
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