【写真】天才的な頭脳を武器にするリード・リチャーズ、息子・フランクリンを決死の覚悟で守る
初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースが帰還する最新作「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」が12月18日(金)に公開。先に公開された本作の特別映像から、最新作は“父子”が鍵を握るのではと話題になっている。6月21日(日)に“父の日”を迎えるにあたり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が世に贈り出したヒーロー物語の裏側に描かれていた“父と子”のシーンを一挙に振り返る。(以下、作品のネタバレを含みます)
■アスガルドの王オーディン×自堕落な王子“雷神”ソー
「マイティ・ソー」「マイティ・ソー バトルロイヤル」などに登場するオーディンとソー。“雷神”ソーは神々の国・アスガルドの次期国王として育てられ、雷を操る力と伝説の武器・ムジョルニアを手に戦い、オーディンは長きにわたりアスガルドを統治してきた偉大な王でありソーの父。
強大な力を持ちながらも若さゆえに傲慢だったソーに対し、オーディンは真の王に必要な資質を身につけてほしいと願い地球へ追放を命ずる。人間たちとの出会いや試練を通じて、自らの未熟さと向き合ったソーは、父の教えに込められた深い愛情と責任の重さを知り、“守るために戦う”真のヒーローへと成長していく。
やがて父を失い、国王として民を導く立場となったソーは、神々への復讐を誓うゴアと対峙することになる。激闘の末、ゴアは愛する娘・ラブをソーに託して息を引き取り、ソーは彼女を家族として育てることを決意。父に導かれる“息子”だったソーは、今度は誰かを守り、導く“父”へ。オーディンから受け継いだ教えと愛情は、ラブとの新たな親子の絆へと受け継がれていく。
■“世界一の科学者”リード・リチャーズ×希望を託された息子・フランクリン
「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」に登場するリード・リチャーズとフランクリン。リードは身体を自在に伸縮させる能力と天才的な頭脳を武器に、“ミスター・ファンタスティック”として戦うチームのリーダーで、妻スー・ストームとの間に生まれた息子がフランクリンだ。
地球を守るヒーローとして世界中から愛される一方で、新たな命の誕生を目前に控えたリードは、一人の父親として大きな喜びと責任を感じていた。しかし、惑星を喰らう宇宙神・ギャラクタスが地球に襲来すると、その標的となったのは、生まれたばかりのフランクリンだった。世界を救うために息子を差し出すべきか、それとも父親として我が子を守り抜くべきか。かつてどんな難題も知性で解決してきたリードは、答えのない究極の選択を迫られる。
ヒーローである前に、1人の父親であるリードが決死の覚悟で息子を守ろうとする姿は、多くの人の心を揺さぶった。どんな犠牲を払ってでも息子を守ると決めたリードが下す父親としての選択にも注目だ。ラストにはフランクリンのもとに「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」のヴィラン、ドクター・ドゥームが訪れる姿も映し出されており、最新作に繋がる1本としても必見だ。
■“最小の父”スコット・ラングד最小の娘”キャシー・ラング
「アントマン」、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」などに登場するスコット・ラングとキャシー・ラング。スコットは特殊なスーツによって身体のサイズを自在に変化させる能力を手に入れ、“アントマン”として活躍し、キャシーは彼の愛娘だ。
仕事もお金も失い、離婚によって娘と離れて暮らすことになったスコットだが、「娘に誇れる父親になりたい」という一心でヒーローとしての道を歩み始める。犯罪歴が理由で思うように娘と会えない日々を送りながらも、キャシーはどんな時も父を信じ続け、スコットもまた世界を救う任務と父親としての責任の狭間で葛藤しながらも、キャシーの存在が戦いに身を投じる原動力となっていた。
やがて成長したキャシーは、父の背中を追うように、自らも人々を救うために行動するように。危険な量子世界へと足を踏み入れた二人は、親子としてだけでなく、同じ志を持つ“ヒーローの相棒”として共に戦うことに。娘を守りたい父と、誰かを守れる存在になりたい娘。すれ違いながらも互いを信じ合う親子の友情にも注目だ。
■偽装家族の歪な家族愛、アレクセイ・ショスタコフ×エレーナ・ベロワ
「ブラック・ウィドウ」「サンダーボルツ*」に登場するアレクセイ・ショスタコフとエレーナ・ベロワ。アレクセイは旧ソ連が生み出したスーパーソルジャーであり、“レッド・ガーディアン”として活動し、エレーナは幼い頃からスパイ養成機関〈レッドルーム〉で育てられた。血のつながりはないものの、二人はかつて潜入任務のために“偽装家族”として数年間を共に過ごしていた。
しかし任務終了とともに家族は引き裂かれ、エレーナは再びレッドルームへ送られてしまう。大人になった彼女は、自分から家族を奪ったアレクセイに複雑な感情を抱き、再会後も怒りや戸惑いを隠せずにいた。一方のアレクセイは、離れ離れになった後もエレーナを実の娘のように思い続けており、不器用ながらも失われた時間を埋めようとする。
ヒーローとしての誇りにしがみつく父と、本当の居場所を求め続ける娘は、過酷な過去と向き合いながら、少しずつ親子の絆を取り戻していく。すれ違いを繰り返しながらも互いを必要としている関係性は、新しい形の“家族愛”として描かれた。
両キャラクターともに「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」への登場が発表されており、二人の歪な親子関係からも目を離すことができない。
■MCUで描かれてきた“父と子”の物語は、ヒーローたちの戦う理由や成長の原点
偉大な父の背中を追いかける者、守るべき存在を得て新たな父となる者、そして血のつながりを超えた絆を築いていく者。MCUで描かれてきた“父と子”の物語は、ヒーローたちの戦う理由や成長の原点として、数々の名シーンを生み出してきた。最新作「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」では、そんな親子の絆が物語の鍵を握るかもしれない。
なお「アベンジャーズ」シリーズや各作品はディズニープラスで見放題独占配信中。
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