香取慎吾主演、東野圭吾原作「虚ろな十字架」WOWOWでドラマ化決定!共演に赤楚衛二

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香取慎吾主演、東野圭吾原作「虚ろな十字架」WOWOWでドラマ化決定!共演に赤楚衛二

6月19日(金) 5:00

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香取慎吾が、9月6日よりWOWOWで放送・配信される連続ドラマW「虚ろな十字架」で主演を務めることが決定。あわせて緊迫感満載の超特報映像が公開された。

原作は、発行部数約76万部を誇る東野圭吾の同名ベストセラー小説。“最愛の家族を殺されたとき、犯人に何を望むのか”「死刑制度」という普遍的な社会テーマに真正面から挑んだ渾身の社会派サスペンスだ。その安易には扱えない危ういテーマ性に加え、巧妙な仕掛けが施された展開に“映像化は難しい”とも評されていた本作。発売から10年以上経過しての初の映像化に、東野作品とは「宿命」から始まり本作で記念すべき10作目のタッグとなるWOWOWが挑む。監督は「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」の公開も控える日本映画界の名匠・瀬々敬久。

主演を務めるのはデビュー以来、アイドル、俳優、アーティストというさまざまな顔で人々を魅了し続けてきた国民的エンターテイナーであり、WOWOW連続ドラマ初主演となる香取。演じるのは元広告代理店勤務の会社員で、現在は伯父から引き継いだペットの葬儀店を営んでいる中原道正。11年前に起こった人生を揺るがす“ある事件”を機に妻と離婚し、未だ過去の悲しみと向き合えず孤独と虚しさを抱えて日々を過ごしていたが、その元妻が路上で何者かによって殺されたとの衝撃の知らせが。中原は絶望の中で死の真相を探すため、自分と別れてからの彼女の足跡を辿ることになる。

そんな中原と対峙する加害者家族側の重要人物・仁科史也を演じるのは、香取とは初共演となる「近畿地方のある場所について」の赤楚衛二。史也は慶明大学病院で小児科を請け負う、仕事熱心で患者からの信頼も厚い医師。ある日義理の父が、金目当てで通りすがりの女性を殺したとの知らせが入る。突如として加害者家族となった彼は、周囲からの誹謗中傷を受けながらも妻をかばい、被害者遺族たちに謝罪がしたいと申し出るのだが……。中原と史也は全く逆の立場から、“本当の意味の償いとは?”という答えのない問いに向き合っていく。

今回は、鬱蒼とした森の中で何かを探しているような捜査員たちと、思いつめた様子の2人の人影が映る超特報映像(https://youtu.be/RS3va5Rcypc)が公開。この森で起こった出来事は、中原と史也にどのように関わっているのだろうか。

連続ドラマW「虚ろな十字架」(全4話/第1話無料放送)は、WOWOWにて9月6日から放送・配信スタート。香取、赤楚、瀬々監督からのコメントは以下のとおり。

■香取慎吾
――本作のオファーを受けた際の感想

日々、求めてくれる人がいるから自分の仕事があると思っているので、今回も誰かが求めてくれて、この役と巡り合えて、初めての方々とお仕事ができることをうれしく思っています。僕にはどちらかというと“明るく笑顔あふれる香取慎吾”というイメージがあると思うし、そういう作品と巡り合うことの方が多かったのですが、今回のように最初から“重い空気”を感じる場所に呼んでもらえたこと、東野さん、瀬々さんというタッグの中に自分が入れることも、すごくうれしいです。

――中原道正という人物を演じて

苦悩から立ち直り、光を目指していくという役は演じてきた経験がありますが、家族を殺された過去から立ち直れず、“光をそう簡単に見ることができない”中原という役に、演じる側として魅力を感じます。簡単につかめない光を、つかもうとしているのか、していないのか……変わるきっかけとなるスイッチさえも見えず、“変われない”というところがすごく現実的で、リアルだなと。迷いながらも生活はしているし、変われないながらも生きていかなければならない。この中原という役、作品と出会い、知らなかった世界を知ったことで、撮影の合間に何気なく見るニュースも感じ方が変わってきて、生きる感覚が以前とは違っているように感じます。

――作品のテーマに関して

パッと事件のニュースを見た時、犯人に是が非でも極刑を望むような感覚を持つこともありますが、この作品の撮影が進んで、実際にちょっと深いところまで中原という役を演じていると、中原の感情の方が僕に近いかもしれないと思います。自分の苦悩を押し殺して内に秘めたまま、生きなければいけないから生きているというか。やっぱり人それぞれ苦しみや辛さがある中でも、生きなければいけないんだと、脚本を読んで思いました。

――赤楚さんや瀬々監督の印象、撮影エピソードについて

赤楚さんは、高身長ですてきですよね。クールな面もあるけど、合間に見せてくれる笑顔がすごくキュートです。初対面から2人が向き合う緊張感のあるシーンを撮りましたが、常に自分の役に向き合っているようなまっすぐな姿勢を感じて、すてきな俳優さんだなと思いました。今後どんどんそういうシーンが増えていくと思うので、撮影が楽しみです。
瀬々さんは本当に「こだわりぬく監督」という印象です。まっすぐにこの作品の隅から隅までを見て、感情だけでなく、画として美しいかそうでないかというのを全て見ていらっしゃるなと思います。

――視聴者の皆様へ

もちろん重い内容の作品ではありますが、自分でも脚本を1話から読み進めていく中で、演じている中で、先々の展開に心を動かされるところがたくさんありました。あくまでエンターテインメント作品としてもぜひご覧いただきたいです。ドラマとして楽しんでもらいながら、皆さんそれぞれの心に触れる場所を感じてほしいなと思います。

■赤楚衛二
――本作のオファーを受けた際の感想

東野先生の作品は学生時代に読ませていただいておりましたし、映像化された作品もたくさん拝見し、いつか自分も出演させていただきたいと思っていたので、今回初めてご縁がありすごくうれしかったです。瀬々さんの作品もたくさん拝見していますし、子供のころからテレビで拝見している香取さんと初めてご一緒できることにもわくわくしました。

――仁科史也という人物を演じて

史也はさまざまなことを抱えて生きていますが、今はまだ何も言えなくて。加害者家族としてあえて矢面に立つ史也を視聴者の方も疑問に思うと思いますし、見ていてすごく気になるキャラクターだと思います。だからこそ、史也がどういう過去を生きていたのか、どう過ごし、誰とどう出会い、どう今があるのかというところは、見ていただきたいポイントです。被害者家族と対面するシーンもあり、演じていて本当に心が苦しくなります。史也自身は何一つ救いを求めていませんが、どんどん深いところに潜り込んでいってしまうような印象を受け、演じながら「どこまで深いところに潜ってしまうのか」とすごく気になっています。

――作品のテーマに関して

本当に難しいテーマだと思います。この作品には史也のような人もいれば、死刑を受け入れてしまって、自分の犯した罪としっかり向き合わない人たちも出てきます。僕がもし家族を奪われたら、犯人にも同じ目に遭ってほしいという気持ちより、自分が犯した罪と向き合ってほしいという気持ちの方が強いかもしれません。さまざまなニュースを見て、被害者家族の声明やインタビューを読みましたが、こればかりは本当に、ただ死刑にすればいいということでもない気がします。そういう答えのないことをずっと考えられるところが、本作の特徴だと思います。

――香取さんや瀬々監督の印象、撮影エピソードについて

香取さんとは今日初めて2人でのシーンを撮りましたが、実はせりふ以外一言もお話はしていなくて。共演できたうれしさにいったん蓋をし、加害者家族と被害者遺族という体で居続けようという心構えで過ごしました。でも居心地は悪くありませんでした。物語後半の中原とのシーンが史也という役にとってのゴールになるようなシーンでもあるので、役を通して思い出を作り、史也としてさまざまなものを積み上げた上で対峙していきたいと思います。
瀬々さんは役者に対してすごく丁寧な方。「ちょっとここ印象的に!」とおっしゃる言葉が印象に残っています。監督が何を感じて、視聴者に何を見せようとしているのかがすごく楽しみで、頭の中をのぞきたくなるような方だなと思います。

――視聴者の皆様へ

大切な人を亡くす悲しみから始まる加害者に対しての思いや、“死刑制度”“罪との向き合い方”というのは、本当に答えがないものだと思います。なので、その答えを探すというより、一緒にぐるぐると悩みながら見ていただけたらうれしいなと思います。

■瀬々敬久(監督)
死刑制度の存廃が議論され続けている現在、東野さんの原作は、犯人に死刑を願う犯罪被害者家族を主題にしています。“罪と罰”に関する問題は、いくら追及しても、どれほど考えても、なかなか真実に至ることが出来ません。自分自身も何度かの挑戦を映像作品で試みてみた正直な気持ちですが、再挑戦できる機会を与えてもらえました。「虚ろな十字架」、東野さんが名づけたタイトルのその先を見据えたような願いが込められた原作に、今回ドラマとして辿り着けたらと思っています。撮影は既に始まっていますが、主演の香取慎吾さんには、その場を一気に繊細に把握する力にいつも驚かされています。一方、赤楚衛二さんの爆発的な感情表現、お二人が互いにぶつかるシーンは、その場自体がサスペンスにあふれて非常に刺激的です。そして何より“罪と罰”という永遠の謎を、充実したミステリードラマとして届けられるようスタッフ・キャストと共に走り続けていきたいと思っています。

【作品情報】
SUKIYAKI 上を向いて歩こう

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(C)WOWOW
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