私はミドリ。いつものグループのランチの誘いに、「今回は遠慮するね」と勇気を出して断りました。引き止められるかと思いきや、会話は私を無視して3人で盛り上がるばかり。必死に繋ぎ止めていた友情が、他の3人にとっては糸クズのようなものだったと悟り、拍子抜けしました。自分がいてもいなくても変わらない事実に、寂しさよりも解放感を覚えたのもまた事実です。もう彼女たちの観客でいる必要はありません。自分の人生を、自分の手で動かす決意が固まりました。
ランチに誘われたはずの日曜日。いつもならクローゼットの前で、「あの子たちにどう見られるか」を基準に服を選んでいました。でも今日は違います。動きやすくて、自分が一番リラックスできるデニムを選びました。鏡の中の私は、どこか晴れやかな顔をしています。
認められなければ意味がないと思って、私はあのグループにずっとしがみついていました。でも一番大切にしたい人は、ちゃんと私を見ていてくれたのです。そして何より、「頑張ってるって、自分自身が認めてあげればよかっただけなんだ」ということに気がつけました。
友人の顔色をうかがう代わりに、自分が心地よい服を着てジュリのスイミングの応援へ行きました。
進級を喜ぶ娘が「ピアス似合ってるね」と私の変化に気づいてくれたとき、一番大切にすべき人は誰なのかに気づき、目頭が熱くなりました。
グループラインの楽しげな写真を見ても、今は心が1ミリも動きません。
無理に絶交しなくても、ただ静かに客席を降りればいい。
自分の人生を自分らしく歩もうと決めた解放感を胸に、私はスマホをバッグの奥へとしまいました。
原案・ママスタ脚本・motte作画・ゆずぽん編集・石井弥沙
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