ショーン・ペン監督作にブラッドリー・クーパーが主演か

強力タッグによる社会派作品に

ショーン・ペン監督作にブラッドリー・クーパーが主演か

6月18日(木) 15:00

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「ワン・バトル・アフター・アナザー」で3度目のオスカーを獲得したショーン・ペンが、ひそかに温めてきた企画を進めていることがわかった。タイトル未定の新作映画で、ペンが脚本・監督を務め、ブラッドリー・クーパーが主演交渉に入っている。米Deadlineが報じた。

本作は、2021年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件に巻き込まれることになる警官の若き日を追う物語。関係者によると、モデルとなる人物から一定の理解を得ているとみられるが、その人物の身元は伏せられている。多層的なストーリーテリングで、意外性のある友情を描き出すようだ。

強い政治的信念を持つことで知られるペンは以前、死者を出した議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席していた。当時ペンは、正義が果たされるのかを見届けるため、「ただの一市民」として傍聴に来たと語っている。会場では、議事堂を守った複数の法執行官の隣に座っていた。ペンが言葉を交わしていた人物の中には、当日激しい暴行を受け重傷を負った元ワシントンD.C.警察官のマイケル・ファノンもいた。

Deadlineでは、議事堂襲撃事件で激しい暴行を受け重傷を負った元ワシントンD.C.警察官のマイケル・ファノンが本作のモデルではないかと見当をつけている。イタリア系のルーツをもつファノンは、かつてはトランプ支持者だったが、9月11日の同時多発テロ後に議会警察に加わり、のちに大統領への支持を失っていった。4人の娘を持つ離婚歴のある父親であり、政治的過激派から執拗な脅迫を受けてきた。著書の中では、黒人のトランスジェンダーのセックスワーカーとの友情をはじめ、意外な人々との関係をつづっている。

主演候補のクーパーが次回作「オーシャンズ」前日譚を控えているため、本作の撮影は2027年半ばを目指しているようだ。

ペンとクーパーは、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「リコリス・ピザ」で共演。それ以前には、1994年放送の「Inside The Actor's Studio」で、当時24歳で演劇学校の2年生だったクーパーが客席からペンに質問した場面が後年話題となった。ペンはクーパーの仕事を支持するようになり、特にクーパーがメガホンをとった「アリー スター誕生」についてはDeadlineへの寄稿で賛辞を送っていた。

【作品情報】
ワン・バトル・アフター・アナザー

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Photo by Dominik Bindl/Getty Images,Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images
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