俺はタツオ(30代)。スズカ(30代)と結婚して2年目で息子のライが生まれました。息子が生まれる前のスズカは、癒し系で一緒にいてとても楽しかったです。「この人となら気を遣わない、心地よい家庭が作れる」とそう思っていたのですが……息子が生まれた瞬間に、スズカは変わりました。今まではたくさんのことを俺のために頑張ってくれていたのに、今では俺のために少しの努力もしたくないような態度が、俺を傷つけてストレスにすらなっています。

結婚当初は、同じように仕事をして同じような給料をもらっていた俺たち。でもスズカは自分の方が帰宅が早いからと、必ず買い物をして、料理を作って、掃除をして待っていてくれました。

「私のものを作るついでだから」と弁当も作ってくれたし、夜は手をつないで寝ていました。そんな生活がずっと続くと思っていたのですが……。

息子が生まれてから、スズカは変わりました。

弁当も作ってくれないし、俺に買い物を頼んだりするようにもなったのです。スズカは俺をぞんざいに扱うようになりました。少し頑張ればできることなのに、その「少し頑張る」がまるっきりなくなりました。でも、息子のこととなると、少しどころか2倍も3倍も頑張るんです。

俺が夜ご飯を食べているとき、雑談をしようとしたタイミングで、寝ていた息子が泣き出しました。スズカは俺のことなんて見向きもせず、一目散に息子の元に向かったのです。

そんなことが続き、だんだんとスズカと話もしたくなくなりました。

ある日帰宅すると、テーブルの上に離婚届が置かれていました。スズカは息子を連れ、実家に帰ってしまったのです。
息子が生まれるまでのように、スズカは俺に配慮してなにもかもやってくれることが当たり前だと思っていました。そして、俺が冷たくすれば、スズカは俺の機嫌を気にして、前のように俺のために努力してくれると思ったのです。俺は、俺のことだけを考えていればいいと……。でもその結果、スズカと息子はいなくなりました。息子の写真を見て思うんです。どうして、こんなに可愛いときの記憶が俺の中にあまりないんだろうって……。女性は気持ちが冷めると、なにも言わずにいなくなるって……本当なんですね。
原案・ママスタ脚本・物江窓香作画・春野さくら編集・海田あと
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