黒沢清監督の最新作「黒牢城」(6月19日公開)で、本木雅弘演じる主人公・荒木村重と菅田将暉扮する黒田官兵衛が対峙する本編映像がお披露目された。
本作は、累計発行部数60万部を突破した米澤穂信による原作小説の映画化。密室と化した“黒牢城”を舞台に、城主・荒木村重とその妻・千代保(吉高由里子)、地下牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛らをはじめ、様々な登場人物たちの陰謀と思惑が渦巻く“戦国系心理ミステリー”だ。
特別映像は、自身の城の中で起きた少年の密室殺人に次第に翻弄されていく村重と、彼によって地下に幽閉された敵方の天才軍師・官兵衛による心理戦を切り取ったもの。黒沢監督がこだわり抜くサスペンスフルなカメラワークのもと、言葉巧みに深層心理を弄ぶ官兵衛と、それに激昂し刀を振りかざす村重の姿が捉えられており、互いの腹の内が見え隠れする緊迫の映像に仕上がっている。
なお、両者が相まみえるシーンの撮影は、ほぼすべて本物の土が敷き詰められたこだわりの「地下牢」セットで敢行された。今回の映像に収められている、村重が官兵衛に刀を突き付け、官兵衛が「(村重を)信長さまと同じとみてよろしいか」と鋭く問い、村重が「若造! 信長に向けるべき憎しみをわしに向けるな」と喉元を掴む一連のくだりは、見事「一発OK」で撮り切ったという。
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黒牢城
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(C)米澤穂信/KADOKAWA(C)2026映画「黒牢城」製作委員会