「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフ役で知られるイアン・マッケランが、最新の出演作「アベンジャーズ ドゥームズデイ」の撮影で、ドナルド・トランプ大統領への怒りを演技に役立てていたと、米バラエティが伝えている。
マッケランが演じるのは、X-MENシリーズでおなじみのマグニートーだ。本作のある場面では、超能力で街を破壊する。監督のルッソ兄弟は、より迫力を出そうと「破壊しているものを、心から憎んでいるように見せてほしい」と注文したという。
そこでマッケランがとっさに叫んだのが、「マール・ア・ラーゴ!」という言葉だった。マール・ア・ラーゴは、トランプ大統領がフロリダ州に構える邸宅兼リゾートで、別荘としても使われている。破壊すべき対象として、マッケランはこの場所を思い浮かべたのだという。
マッケランが演じるマグニートーは、もともと人類から迫害される側に立つ存在だ。X-MENが描くのは、生まれつき人と異なる力を持つために恐れられ、疎まれるミュータントたちの物語で、世の中のはみだしものや少数者の姿が重ねられてきた。社会から弾かれた者たちの怒りを代弁するように、マッケランは現実の政治への憤りをこの役に重ねた。
マッケラン自身、性的マイノリティの当事者として知られる。早くから同性愛者であることを公表し、その権利擁護に長く取り組んできた。最初のトランプ政権の時期にも、少数者の権利を守る姿勢が後退したことを公然と批判している。
「アベンジャーズ ドゥームズデイ」は、12月18日に全国公開される。
【作品情報】
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アベンジャーズドゥームズデイ
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