映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズが、スティーブン・スピルバーグ監督の新作「ディスクロージャー・デイ」で、コンビ通算30作目となる音楽を手がけた。94歳のウィリアムズにとって、これが映画のために書く最後の1作になるかもしれないと、米バラエティが報じている。
ウィリアムズは「スター・ウォーズ」「ジョーズ」などの音楽で知られ、アカデミー賞に54回ノミネートされ、5回受賞している。スピルバーグ監督とは1974年に初めて組んで以来、半世紀にわたり名コンビとして歩んできた。その間、監督作の音楽はほぼすべてウィリアムズが手がけており、例外は「カラーパープル」「ブリッジ・オブ・スパイ」「レディ・プレイヤー1」のわずか3本しかない。
これが最後になるかもしれないと言われるのは、年齢のためだ。ウィリアムズは3年前、「フェイブルマンズ」を最後の映画音楽にすると公言していた。それを翻意させたのがスピルバーグ監督で、今回の新作のために再び筆をとってもらったのだという。健康上の理由で公の場では車いすを使うが、録音の現場では気力十分だったと、立ち会った関係者は語っている。
最終録音を終えた日、スピルバーグ監督は感謝を込めてこう語ったという。
「30本もともに歩んできて、それでも私たちは新婚のようなものだ」
これに対し、ウィリアムズはこう応じた。
「スティーブンは、どうしても『ノー』と言えない相手なんだ」
もっとも、これで本当に最後になるとは限らない。スピルバーグ監督は早くも、31作目について話しはじめているという。「ディスクロージャー・デイ」は10月1日に全国で公開される。
【作品情報】
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ディスクロージャー・デイ
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Photo by Todd Williamson/Getty Images