カジキです!!インテリアのブログとYouTubeを運営しています。暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則と、インテリア好きが頭のなかで考えていることをご紹介していきたいと思います。
おしゃれな部屋って、どんなルールを使って素敵に見せているのでしょうか?魔法のようにすべてを解決できる法則があれば楽なのですが、現実はそう単純ではありません。
実際のおしゃれな部屋は、たくさんのルールに基づいたテクニックを組み合わせて素敵な印象を作り出しています。「この商品さえ買えばおしゃれ」といった甘い言葉に騙されてはいけません。鵜呑みにしてはダメダメです。
急がば回れ、一つ一つ着実にルールを覚えていきましょう。本日はインテリアの基本の「キ」のルール、「リレーション」について。
リレーションって何のこと?
リレーション(relation)というのは、和訳すると関係性やつながりを意味する言葉です。お部屋の中に、関係性やつながりを作ってあげるルールがリレーションです。
インテリアは脈絡がないものを嫌います。逆に言うと「秩序を感じさせるもの」や「理由のあるもの」「関係しあってるもの」が配置されていると素敵に見えます。なのでインテリアコーディネートって、色を合わせたり、形を合わせたりして、秩序や関係性を連想させるように工夫するテクニックがあるわけですね。
テーブルゲームの役と同じように、関係性のあるモノ同士をたくさん集めれば集めるほどボーナスポイントがつく。これがリレーション、インテリアの基本中の基本のルールです。
これが実際のリレーションです
こちらの写真をご覧ください、実際に一つずつリレーション要素を探してみましょう。いろんな関係性が隠されていますよ。
まず一つ、分かりやすいのが「色」のリレーションですね。部屋中に配置されているブラウン、ソファのグレーとラグのグレー、クッションのホワイトと右手シェルフのホワイトなどなど、いろんなところで色が共通しています。
もう一つ、「形」のリレーションも印象的です。とくに四角形を基調としたデザインの家財が妙に多い。普通と言えば普通のデザインですが、カドを丸めたりしていない90度直角の家財がこんなに多いのは意図的なテクニックだと思います。カーテンの柄まで直角ですね。
「観葉植物」も数点あります。植物同士という関連性として見ることもできるし、グリーン色の仲間として見ることもできるので、非常にリレーション効果が高いです。
「モコモコの素材感」もいい仕事をしています。タペストリー、クッション、ラグなどがモコモコの仲間のように見えます。このアイテムたちは、色のリレーションもしているのに、素材感のリレーションも担当しています。シゴデキですね。
あとこれは見逃しがちだと思うのですが、実は「ブルー」という色もリレーションしています。ローテーブルにある本、右手シェルフの上にある花瓶、なんか床にある犬のご飯みたいなやつがブルーです。このブルーはぜったいわざと意図的にやってます。賭けてもいいです。
他にも色々ありますが、きりがないのでこんなところで。自力ですべてのリレーションを発見できるかどうかは別として、一つ一つの関係性は、言われてみればなんとなく理解できるのではないでしょうか。
誰でも自宅で試せますよ
コーディネート実例はもう完成している部屋だけど、自分の部屋は自分でアイテムを買い足して作っていくことになります。リレーションを意識しながら、新しい家財を選ぶのはとても大切なことです。
自分自身が、自宅のインテリアにどんな要素が含まれているのかを理解する。そして今後アイテムを買い足すときには、どんなリレーションを発揮させようかと考えながら買い物をする。こうすることで、失敗の少ないお買い物上手になれるわけです。
花を飾ることが多いから、花柄のアートを飾ってみよう。動物モチーフの雑貨を集めて、動物園みたいにしてみよう。植物を編んだ素材が好きだから、同じ素材の家財を増やしてみよう。ブルーの椅子を使っているから、ラグもブルーにしてみよう。
難しいと言えば難しいルールではありますが、インテリアのとても面白い部分でもあります。なにせリレーションは足し算で楽しめます。片付けなさい捨てなさい、あれもNGこれもNGと「やってはいけない」ことを必死に守るよりも、ルールに基づいて足し算でデコレーションをするほうがよほど楽しいです。
家財が高級かどうかに関わらず、選び方ひとつでインテリアを素敵にできるルール。リレーションをぜひ試してみて下さい。
【カジキ】
暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則を各コンテンツで言語化して発信中。YouTube「ゆっくりインテリア」、ブログ「様子のおかしいインテリア店」、Xアカウント@kajikissa
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