私はミドリです。サキ、リエカ、ユウコの3人は、学生時代からの仲良しメンバー。いまだに4人で仲良くしていて、一緒にランチなどを楽しむこともあります。しかし以前と比べると、気になることがひとつ。それは私が無視されがちということ。以前から私はどちらかと言うと聞き役ではありましたが、最近はとくに、私の話を聞いてもらえていない気がしますし、まるで透明人間にでもなってしまったかのような気分です。私の考えすぎでしょうか……。
一昨日、美容院で染めた髪。耳元には、この日のために新調したゴールドのピアス。鏡の前ではあんなに自信をくれたはずの装備が、今は自分を惨めにする材料でしかありません。ランチの間、たっぷり2時間。誰も一言も、私に触れませんでした。
私が「素敵だね」「さすがだね」と友人たちに注いできた言葉は、一度も私のもとへは返ってきませんでした。誰も私の新しいピアスにも、髪色にも、娘の頑張りにも、そして今、私がどんな顔をしているかにも気づきません。店を出ると、冷たい風が私の頬を通りすぎていきました。
美容院で髪を整え、新調したピアスで臨んだランチ。
しかしサキは私の親切を自分の手柄にし、娘のジュリの進級話も食い気味に自分の自慢話で上書きされてしまいました。
周囲もサキばかりを褒めそやし、私の話に触れる人は誰もいません。
私の言葉や行動はすべて無視、自慢の前振りにされることに虚しさを感じました。
冷たい風の中、私はこのグループで存在を認められず、ただただ拍手を送るだけの「観客」にすぎないのだと痛感しました。
惨めさで胸がいっぱいになりました。
原案・ママスタ脚本・motte作画・ゆずぽん編集・石井弥沙
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