「トイ・ストーリー」のトム・ハンクス、アカデミー賞の「声優部門」新設に異議

トム・ハンクス

「トイ・ストーリー」のトム・ハンクス、アカデミー賞の「声優部門」新設に異議

6月14日(日) 18:00

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「トイ・ストーリー」シリーズでウッディの声を務めてきたトム・ハンクスが、アカデミー賞に声優部門を設ける必要はないと語った。声の演技も、既存の主演男優賞や主演女優賞で評価されるべきだという考えだ。

アカデミー賞は近年、新たな部門を相次いで設けている。2026年の第98回からはキャスティング賞が、2028年の第100回からはスタントデザイン賞が加わる。声優部門の新設もたびたび話題になっており、ハンクスはそうした流れに「もう十分だ」と異を唱えた格好だ。

新作「トイ・ストーリー5」のプロモーションで応じたインタビューで、ハンクスはこう語った。

「部門なら、もう十分にあるよ。本当のことを言えば、声優だって主演男優賞を取れるんだ」

アカデミー賞が評価するのは“観る人の心を動かした演技”だ。声だけの演技であっても、観客が心を動かされたのなら、それは一人の人間が生んだ演技に動かされたということになる。ハンクスはそう考えているのではないだろうか。

具体例として、ハンクスはAIの声をスカーレット・ヨハンソンが演じた「her 世界でひとつの彼女」や、「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム役で知られるアンディ・サーキスらモーションキャプチャー俳優を挙げた。だが実際には、アカデミー賞が声だけ、あるいはモーションキャプチャーの演技を演技部門の候補に挙げたことは、これまで一度もない。

ハンクス自身、「フィラデルフィア」「フォレスト・ガンプ」で2度のアカデミー主演男優賞に輝く一方、「トイ・ストーリー」では30年あまりにわたってウッディの声を演じてきた。

【作品情報】
トイ・ストーリー5

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Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images
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