オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した11人組ボーイズグループINIが、6月13日(土)に結成から5年を迎える。これを記念して、クランクイン!トレンドでは、彼らの5年間とグループでの立ち位置や魅力をメンバーごとに振り返る連載企画を実施。第11回目は松田迅の魅力を深掘りしたい。
【動画】松田迅の10代とは思えない表現力に驚き!SHINeeの「Your Number」
■MJが笑えば、みんなも笑う!
2002年10月30日生まれ。INIの最年少の松田を一言で表すのであれば、“温かい初夏の太陽のような人”だと思う。
その明るさを象徴する上で欠かせないのは、ラジオ番組『From INI』にて2024年ごろまで定期的に配信されていた「MJパリピ王国」だ。これは、リスナーが架空の王国“MJパリピ王国”に旅行に行った時の報告をするというコーナーなのだが、テンション高めの楽曲に合わせて松田が「あるわー!」「え、それはちょっと違うかも」と忌憚(きたん)のない意見を述べる姿が痛快。聞いているだけで、前向きな気持ちになるコーナーだった。
ピュアな様子は、オーディション中にも多々見受けられた。例えばライバルであるはずの、別のグループが披露するパフォーマンスを控え室で見ている際、立ち上がって「かっけぇー!」と大絶叫。そのピュアな様子に、心をつかまれる国民プロデューサーも多くいたように思える。
また、特に印象的だったのは、デビュー評価でのこと。『PRODUCE 101 JAPAN』シリーズでは、デビュー評価のパート決めをする際、下位のメンバーから希望のポジションを選択していくのだが、上位のメンバーと被った場合は下位のメンバーがそのパートを譲らなければならない。ファイナルに進んだ練習生のうち、デビュー圏外の14位だった松田は、どんどんポジションを練習生から奪われてしまった…。しかし、申し訳なさそうにする練習生に対し、松田は「いいよ、いいよ。全然気にしないで。そういう世界だからね」と気遣い、「よっしゃー!」と新しく割り当てられたポジションを前向きに受け入れたのだ。この時から、たびたび国民プロデューサーの間では、松田の人柄が話題に。その優しさは、デビューが決まって以降も健在で、会場に集まったファンを前に、感謝の思いがあふれ泣いてしまうという場面も多々見受けられる。
また、彼の前向きなエネルギーが発揮されるのは、好きなものに対しても同じ。例えば、生粋の野球ファンで、中でも横浜DeNAベイスターズのファンである彼は今年念願かなって横浜DeNAベイスターズ オフィシャルファンクラブ「BlueMates」をさらに盛り上げるBlueMatesキャプテンに就任。4月には、セレモニアルピッチを担当し、話題となった。野球への「好き」の気持ちが伝わるなんとも楽しそうな姿は、見ているMINI(=INIファンの呼称)、そして野球ファンを笑顔にさせた印象。まさに、いついかなる時も、みんなを照らす太陽のような存在なのだ。
■本家ファンからも絶賛
ちなみに、松田はオーディション当初、47位という順位から始まり、デビューを決める最後の瞬間に7位までランクアップさせたという伝説を持っている。
美しい顔立ちや、ピュアで明るい性格が注目されがちだが、歌もダンスも安定して上手なのが松田の魅力。それゆえ、第一印象だけで判断されるオンタクト評価よりも、パフォーマンスを見せてからの方が、その注目度は高まったと言えるだろう。
例えばグループバトルで見せたSHINeeの「Your Number」。白シャツに黒のパンツというシンプルな衣装で「ここまで色気を出せるのか。しかも10代!?」と多くの視聴者を驚かせたものだ。そうかと思えば、ポジションバトルで披露したJO1の「OH‐EH‐OH」では、エネルギッシュな魅力を全開に。挑発的な表情と全力で踊る姿は、どこの立ち位置にいても目をひくものがあった。
当時を振り返っても言えることだが、個人的に松田は楽曲のコンセプトを自分の中に落とし込むことに長けているメンバーだと感じている。
もちろんINIになってからも、その良さは生かされており、特にその良さが光る映像を挙げるなら「DILEMMA」のパフォーマンスビデオで見られる2番の松田のパート「It’s so unlucky もう何もできないと」で前に出てくる部分と、力強さを秘めたサビでのダンスのギャップ。パワフルな楽曲の緩急を生み出しており、見ほれてしまう。また、EXOのKAIの楽曲を踊った「【INI STUDIO】 JIN ‐ ‘Mmmh’(Original by KAI)」は、MINIからはもちろん、本家のファンたちからも絶賛するコメントが多く寄せられている印象を受ける。
デビュー当時は10代だった松田だが、気付けば23歳。きっと、これから先も楽曲に合わせ、魅せる顔をどんどんと広げていくのではないかと期待してしまう。(文:於ありさ)
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