ボールが見えなくなったらNG! 女子プロコーチが考案したトイレットペーパードリルが面白い

トイレットペーパーの芯の中のボールを見続けて打つドリル

ボールが見えなくなったらNG! 女子プロコーチが考案したトイレットペーパードリルが面白い

6月13日(土) 12:00

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ラウンドを重ねていくと、ボールを打ち込む意識が強くなり、体が突っ込みやすくなるもの。スイング軸を安定させるために、上田桃子らを指導したプロコーチ・辻村明志が考案して、女子プロたちが日頃から行っている手作りの練習器具を使ったドリルを紹介する。



【連続写真】トイレットペーパーの芯を照準器にしてスイング女子プロのアイアンショット


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アイアンで打ち込む意識が強くなると、上体が左に突っ込み軸は左に倒れます。反対にボールを上げたいと思った時には、体重が右に残りあおり打ちに、軸は右に倒れてしまいます。どちらも軸がブレ、インパクトでは腰が出たり、引けたりして、体が平仮名の「く」に見えます。ですから、この状態でインパクトすることを私は、「ヨコくの字」と呼んでいます。

昨年プロテストに合格した千田萌花は調子が落ちると、打ち込みが強くなって軸が左に傾く傾向があります。修正のために考案したのがトイレットペーパーの芯からボールを覗き込むドリル。頭とボールの中間くらいに、アドレスして目でボールが確認できる位置にトイレットペーパーの芯をセットします。トイレットペーパーの芯は筒が小さいので、頭が動けばボールは見えなくなります。

つまり、この状態でボールを見続けることができれば、軸がブレずに打てるというわけ。頭は動かしませんが、いつも通り体を使ってスイングしていきます。

当初はガムテープの芯を用いて作った練習アイテムですが、筒が小さい方が効果的だということは分かりトイレットペーパーに変更しました。セットする高さによっても難易度が変わってくるので、その人に合わせた練習ができ、軸ブレを抑えたスイング作りが可能になります。

特に体が突っ込み、クラブが上から入る人には効果が大きく、入射角が緩やかになってアイアンはもちろん、ドライバーではスピン量が適正になると思います。もちろん、あおり打ち対策にも。コストもかからないので、球がつかまらない人は一度挑戦してみてください。


■辻村明志
つじむら・はるゆき/1975年生まれ、福岡県出身。上田桃子らのコーチを務め、プロを目指すアマチュアも教えている。2025年は千田萌花と藤本愛菜をプロテスト合格に導いた。読売ジャイアンツの打撃コーチとして王貞治に「一本足打法」を指導した荒川博氏に師事し、その練習法や考え方をゴルフの指導に取り入れている。元(はじめ)ビルコート所属。

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