FANTASTICS中島颯太、ポジティブマインドの秘訣とは? 「いろんな感情の自分を愛することが大切」

中島颯太 クランクイン!写真:松林満美

FANTASTICS中島颯太、ポジティブマインドの秘訣とは? 「いろんな感情の自分を愛することが大切」

6月12日(金) 18:00

FANTASTICSメンバーそれぞれが個性を引き出した書籍を9ヵ月連続で刊行する大型企画「GL‐9 ~FANTASTICS BOOKS~」4冊目は、中島颯太2nd写真集 『THE SELF』(幻冬舎)。グループではボーカルを務め、個人では俳優やコメンテーターとしても活躍する中島が、旅の軌跡、等身大のナチュラルな表情を見せるほか、自らがシャッターを切った「SoTaCaMeRa」も収録。今回クランクイン!トレンドでは、憧れのヨーロッパで撮りおろした写真集の注目ポイントや、生まれながらに「めちゃくちゃポジティブ」と語るマインドの秘訣(ひけつ)を語ってもらった。

【写真】小顔際立つ!中島颯太撮り下ろしカット(全10枚)

■趣味のカメラをはじめるきっかけは“メンバーを撮るため”

――完成した写真集をご覧になった率直な感想を聞かせてください。

中島:めっちゃいい写真集ができたなと思いました。本当はもっといっぱい撮っていて、その中から厳選して写真を選びました。一枚一枚にいろんな感情を詰め込んでいるので、表情も見ていただきたいです。今回は、カメラマンの荒木(勇人)さんが、僕のストーリーを切り取った写真集にするって言ってくれたので、横顔とか、自然体で歩いているところとか、ちょっとブレているカットとかをあえて多めにしています。そういうのも個人的に好きなので、僕好みな写真集ができたなと思いました。

――カメラマンの荒木さんとは今回が初めての撮影だったのでしょうか?

中島:はい、初めてでした。僕のやりたいことを言った時に、荒木さんと合うんじゃないかっていうのをスタッフさんに教えていただいて。ヨーロッパに行く前に一度お会いして、不思議なくらいフィーリングが合ったし、熱くてめちゃくちゃすてきな人だったので、これは確実にいい写真集できるなと思いましたね。

――タイトル『THE SELF』の通り、本書で「自分自身を見つめ直した」とありました。新たに発見した自分の一面はありましたか?

中島:写真集の最後のほうに収録されている、ピアノやドラムを演奏しているカットは、荒木さんに「ネガティブな感情をぶつけてこい」と言われて撮ったものです。僕の感情が出るまでシャッターを切るのを待ってくれていたんですけど、本当にネガティブな要素が出てこなくて、逆にムカつくぐらいの感覚になりました(笑)。でも、ネガティブな感情が湧かないことに対して、「これが僕なんだ」と思えたのが良かったです。写真集のあとがきにも書いたのですが、人はそれぞれの強さがあって、自分にはポジティブな要素しかないから、この強さを誰かのために使おうと思えました。そんなヨーロッパの撮影から帰ってきて決めたタイトル『THE SELF』は、自分自身のインプットとアウトプットだけじゃなくて、いろんな感情の自分を愛することが大切だと思ってつけました。

――本書を読むとタイトルの意味がより伝わってきます。ロケ地は憧れのヨーロッパでしたが、印象的だった場所はありますか?

中島:UKアーティストがすごく好きなので、レコードにもハマっていて、「Rough Trade(ラフ・トレード)」という有名なレコード屋さんに行けました。グッズを買ったり、モノクロの証明写真のようなフォトブースもあってかわいかったです。この時の写真は写真集にも載っているので、ぜひ見ていただきたいです。

――ヨーロッパの景色やシチュエーションに合わせたコーディネートもすてきでした。

中島:スタイリングは昔からお世話になっているホカリキュウさんにお願いできて、自分の好みを知ってくれていたので、候補の衣装が全部かわいくて迷っちゃいました。いっぱい迷った上で、それぞれシチュエーションやヘアスタイリングを想像して1番ぴったりハマるものを選びました。

――特にお気に入りのコーディネートや写真を教えてください。

中島:表紙の写真は、風景と相まってめちゃくちゃ気に入っています。もっと着込んだバージョンとかもあったんですけど、あえてラフにニットだけにして、ギターを添えているのもかわいいなと思いました。あと、地下鉄で撮ったカットは、イギリスのカッコイイ大人をイメージしているんです。普段被らない帽子や手袋も用意していただいて、世界観が感じられてめちゃくちゃいいなと思いました。

――中島さん自身が撮った写真も収録されていました。17台もカメラを持っているとお聞きしましたが、本書ではどんなカメラを選んだのでしょうか?

中島:フィルムカメラとデジタルカメラを1台ずつ持っていきました。フィルムは合計4本ぐらい撮りましたね。たくさんフィルムを持っていったので、飛行機に乗る時の手荷物検査は緊張しました。

――カメラ選びの決め手はどんなところでしたか?

中島:フィルムカメラはNikonを持っていったのですが、色合いが淡い感じでヨーロッパの雰囲気に合いそうだなと思って迷いなく選びました。

――いつ頃からカメラを撮るようになったのですか?

中島:しっかり撮るようになったのは、FANTASTICSに入ってからなので7~8年前からですね。メンバーをずっと撮っていたら、ファンの皆さんから感謝状みたいなのが送られてくるようになって、「喜んでもらえているんだ」と思ったのが最初です。好きにメンバーを撮影してもいい権利を勝手にもらいました(笑)。

――メンバーの特権ですね!すでに完成しているほかのメンバーの書籍はご覧になられましたか?

中島:はい!それぞれの本を配ってくれたので、その場でメンバーみんなで見ました。世界さんは、澤夏(澤本夏喜)くんのフォトエッセイを見て、衣装のタイで目隠ししているポーズを真似するいじりをリハーサル中ずっとしていましたね(笑)。

■「音楽面でFANTASTICSを支えていきたい」

――写真と一緒につづられた前向きなフレーズも印象的でした。普段からポジティブに考えるほうですか?

中島:昔からめちゃくちゃポジティブですね。両親がポジティブで、血にポジティブが入っていると思うぐらいです(笑)。そのまま育ってこんなに濃いポジティブになりました(笑)。

――落ち込んだりすることもあまりないのでしょうか?

中島:本当にないですね。イライラすることも本当になくて、人生ずっと楽しいです!

――すてきです!仕事やプライベートのスイッチを切り替える瞬間はありますか?

中島:オンとオフがないですね。自分の好きなことや趣味が形になっているという感覚なので、仕事という感覚を持ったことがないかもしれないです。自分的にはオンとオフを作る方が難しいですね。

――中島さんは社交性が高く、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション力を持っているイメージがあります。人とコミュニケーションをとる上で心掛けていることを教えてください。

中島:人を100%好きでいることです。僕自身は人見知りもしないですし、嫌われたらどうしようとかも思ったことがなくて。こっちが100%好きだったら相手も好きでいてくれるんじゃないかなという感覚です。仮に嫌なことをされても、それよりもこっちが良い人だったら相手が変わってくれるんじゃないかなと思うので、マイナスなことは考えないです。

――先日瀬口(黎弥)さんにインタビューした際にデビュー当時から変わったことを聞くと、世界さんと中島さん・木村(慧人)さんの距離が近くなったとおっしゃっていました。中島さん自身は、メンバーと関係性の変化は感じますか?

中島:そんな風に言っていたんですね!僕は全員がそのまま変わらず7年経った感じがします。昔からふざける時は全員でふざけていましたし、真面目にやる時も全員でやっていました。今もリーダー2人は変わらずふざけてくれますし、その関係性はすてきだなと思います。

――仲の良さが伝わってきます。デビュー7周年を迎えて、グループとしての目標を教えてください。

中島:今は、開催中のアリーナツアーを大成功させたいです。そしてドームツアー、スタジアムにも行きたいです。あとは爆発的な曲をだして、国民のアイコン的な存在になれればうれしいなと思います。目標はありますが、1人でもFANTASTICSが生きがいになっている人がいるのであれば、この活動を続ける理由になります。

――最後に、個人としての目標を教えてください。

中島:音楽面でFANTASTICSを支えていきたいとは思いますね。音楽が大好きなので、作詞作曲も今後やりたいですし、ラジオでも音楽を発信していきたいです。最近はアーティストの人たちとの交流も増えているので一緒に曲を出したり、なにか形にできたりできればうれしいです。

(取材・文:森出桜写真:松林満美)

中島颯太2nd写真集 『THE SELF』(幻冬舎)は発売中。

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