菅楓華、小祝さくらの全米組も帰国後即テスト女子ツアーに登場した三菱ケミカルの“ニューオレンジ”、選手の反応はいかに?

全米女子オープン帰りの菅楓華も三菱の新作をテスト(撮影:福田文平)

菅楓華、小祝さくらの全米組も帰国後即テスト女子ツアーに登場した三菱ケミカルの“ニューオレンジ”、選手の反応はいかに?

6月11日(木) 8:00

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<宮里藍 サントリーレディス事前情報◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6619ヤード・パー72>

先週行われた「全米女子オープン」で、初のメジャーを戦った菅楓華が、帰国直後に出場する大会のコースで今季2勝目、3勝目に向けて精力的な動きを見せた。開幕2日前の9日の打撃練習場では、疲れも見せず次々と好ショットを連発。そしてここでは新たなギアをテストする姿も見ることができた。



【写真】菅楓華も小祝さくらもテストオレンジが目を引くテンセイの新作だ


試していたのは真新しいシャフト。三菱ケミカルが手がけて2022年3月に発売された『TENSEI プロ オレンジ 1K』の後継と見られる1本だ。国内女子ツアー会場には今週から登場。ただ製品の詳細については、同社の担当者がしっかりと口をつぐんだ。

一球打ってはトラックマンのデータを参照し、その性能を確認。『キャリーで10ヤード伸びてる!』という声も聞こえてくる。担当者には「(フェースに)へばりつく感じがあって、こすり球がないし、振りやすいですね」という感想も。「最初から自分のタイミングと合わないものは分かるけど、これはすごくいい感じです」と、満足気な表情を浮かべる。

テストを終えた後、直接、話を聞いてみると「振りやすさは今のもの(テンセイ プロ ブルー 1K)とあまり変わらずすごく振りやすい。飛距離も伸びました」という第一印象が語られる。距離が伸びながら「横幅も曲がってない」という点も高評価。この日が、初めて打っただけに、ここから調整の時間は取りそうだが、今後のクラブ選びに実りある時間になった。

今週の大会で『優勝もしくは2位(有資格者がなった場合繰り下がり)』、もしくは大会終了時の『メルセデス・ランキング(MR)上位3名』には、7月30日開幕の「AIG女子オープン」(全英)出場権が与えられる。現在MR3位の菅にとっては、2度目のメジャー挑戦のため大きなチャンスでもある。リンクスに、このオレンジが映える可能性も十分に考えられる。

また同じく全米組の小祝さくらも、この新作を試したひとり。現在は『テンセイプロ ホワイト 1K』を使用するが、「あまりしなりすぎるものは好きではなく、しっかりしたものが好み。悪くなかったですね」と、最初から違和感なく振れた様子だった。

これまでオレンジと言えば、手元側の重量感を出すカウンターバランス設計というのも大きな特徴のひとつ。ここでは「今まで手元調子しか使ったことがない」というツアー通算3勝の大里桃子もテストをしたが、「初めての感覚」と評価した。もちろん、これはポジティブな意味。その後には「あり。球の食いつきがよくなるしなり方で、フェースに乗っている感覚もありました。しっかり振ってもブレが大きくない」とつづけた。

弾性率と強度の両立を果たした画期的なカーボンファイバー「MR70」や、緻密でしなやかな1Kクロス材などの高性能素材を使用するシリーズは、プロツアーを戦う選手にもファンは多い。会場では他にも飛ばし屋の穴井詩らが実際に試し、好感触の様子を見せていた。この新作はどんな“進化”を遂げているのか、正体が明かされる日を待ちたい。(文・間宮輝憲)


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