タランティーノの持論に「トイ・ストーリー5」製作陣が提言「見逃すのは彼の自由」

「トイ・ストーリー5」

タランティーノの持論に「トイ・ストーリー5」製作陣が提言「見逃すのは彼の自由」

6月11日(木) 20:00

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「パルプ・フィクション」などで知られるクエンティン・タランティーノ監督は、人気シリーズ「トイ・ストーリー」は3作目で完璧に幕を閉じたとして、その後の続編を見るつもりはないと公言してきた。そんな巨匠の持論に、最新作「トイ・ストーリー5」の製作陣が公開を前に反論したと、米ハリウッド・リポーターが報じた。

タランティーノ監督がこの考えを明かしたのは、2024年のことだ。ビル・マーのポッドキャスト番組に出演した際、「トイ・ストーリー3」を「これまで見た中で最高の映画のひとつだ。前2作を見ていれば、破壊的なまでの感動を覚える」と絶賛した。そのうえで、物語はこの3作で完璧に閉じているとして、続く「トイ・ストーリー4」については「物語は完璧に終わっている。たとえ良い作品だとしても、見る意欲がない」と語っていた。タランティーノ監督はこの3部作を、セルジオ・レオーネ監督の西部劇3部作「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」に並ぶ、まれな「完璧な3部作」の一例にも挙げている。

そんなタランティーノ監督の「ボイコット」に、「トイ・ストーリー5」の作り手たちが公開前のイベントで相次いで反応した。共同監督も務めるアンドリュー・スタントン監督は、3部作で「アンディと過ごした日々は確かに終わった」としつつ、「だが今度は、ボニーとの新しい3部作が始まる。それを見逃すのは彼の自由だ」と語る。

彼らが「語るべき物語がある」と胸を張るのには、理由がある。最新作で描かれるのは、おもちゃたちを根底から揺るがす、現代ならではの脅威だ。ボニーのもとに最新型の電子タブレット「リリーパッド」がやってきたことで状況は一変し、多機能なデバイスに夢中になるボニーの姿を前に、おもちゃたちは自分たちの存在意義に疑問を抱き始めるという。

製作陣の言葉には、どこかタランティーノ監督を試すような響きもある。ピクサーのジム・モリス社長は「意地を張るのもいい。だが、ちょっとのぞいてみれば、がっかりはしないはずだ」と自信をのぞかせる。

「トイ・ストーリー5」は、7月3日から全国公開される。

【作品情報】
トイ・ストーリー5

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