【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『Not found 404』を紹介する。作者の夕凪しらすさんが、4月27日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、7000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、夕凪しらすさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■かわいらしい日常のひと幕を描いた物語
ある日、商品を並べた根津が銀行屋に声をかける。何があるか聞くと、“すっごい丸い石”、“きれいだとおもった花”、“じょうずにかけたりんご”と答える根津。笑顔を浮かべた銀行屋は、根津のお宝を見て「どんぐり100個じゃ足りませんね。」とこぼしていた。
またある日、銀行屋を訪ねた根津は「どんぐり3こをはっぱ30まいにしてください」と銀行屋に頼む。どんぐりに帽子がついていることを指摘された根津は、「こっちのぼうしなしでお願いします」と慌てて別のどんぐりを取り出して頼むのだった…。
この愛らしいキャラクターたちのエピソードを読んだ人たちからは、「この街に引っ越したい」「犯罪がなさそうだ」「帽子付きは大事だよね!」など、多くのコメントが寄せられている。
■「ゆるっとした空気感にこだわりました」作者・夕凪しらすさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー
――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
お店屋さんごっこやおままごとをしている子供たちを見たのが始まりです。大人から見るとただのごっこ遊びでも、この子達の中ではどんぐりや葉っぱが通貨、玩具の卵も本物みたいなもの。もう本当にそういう世界なんだろうな…と感じました。
――本作では、根津ちゃんを中心に描かれる和やかなエピソードが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
さらっと読めるけど、よく考えるとちょっと引っかかる、「なんとなく深いことを言ってる気がする…?いやでもやっぱ気のせいかも?」みたいな、ゆるっとした空気感にこだわりました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
銀行屋さんとどんぐり3こと葉っぱを交換してもらう際に間違えて帽子付きを出して慌てるところが気に入っています。私自身もどんぐりが落ちていたらつい拾ってしまう人間なのですが、綺麗な帽子付きを見つけたらちょっと嬉しくて…。実際にいただいたコメントも、「帽子付きはそりゃ大事だよね…!」と言っていただけて、分かる人にはわかって貰えてるんだなと嬉しくなりました(笑)。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
ストーリーは日常生活を送っているとふと、「このキャラのこういう話が見たいな」が浮かぶことが多いです。キャラクターデザインはもう直感と手癖ばかりです。敢えて似た見た目にしてる…とかはあるんですが、でもやっぱ手癖が多いです(笑)。
――今後の展望や目標をお教えください。
これからも、自分の好きな空気感や世界観を大切にしながら描いていきたいです。SNSを見ていると、どうしても息苦しくなる瞬間があると思うのですが、自分の作品が少しだけ『余白』みたいな存在になれたらいいなと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
作品を読んで下さり、本当にありがとうございます!コメントをいただいたり、一緒に考えて貰えたり、「帽子付きはそりゃ大事!」みたいに世界観を共有してもらえるのがすごく嬉しいです。これからもふと覗いて貰えるような作品描いていけたらな。と思いますので、どうぞよろしくお願いします。
【関連記事】
・
【漫画】本エピソードを読む
・
絶体絶命…大勢の“おこめ”に囲まれた“ぼだっこ”、かぶりつかれて残った姿に「どれだけしょっぱいの」【漫画】
・
同級生から暴行を受けている男子学生…相手が泣くほど制裁し、助けてくれた人物との邂逅に「出会い方が激重」と反響【漫画】
・
横断歩道なのに全然車が止まらない…無理に渡ろうとしたときに現れた謎の冒険者に「何度も繰り返してそう」の声【漫画】
・
メカを描くのが苦手な人へ…絵師の“苦手”を救う老婆の助言が「絵が見やすくなるメリットもある」と反響【漫画】