【写真】明日香(橋本愛)、誠(佐藤二朗)の苦しみを想い涙を流す
佐藤二朗と橋本愛がW主演を務めるドラマ「夫婦別姓刑事」(毎週火曜夜9:00-9:54 、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第9話が6月9日に放送。5年前に発生した誠(佐藤)の前妻・皐月(清水美砂)殺害事件の真犯人がついに判明するものの、ラストには予想を裏切る衝撃の展開が訪れ、視聴者の間で大きな反響を呼んでいる。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■コメディー&考察ミステリー、2つの顔を併せ持つ新たな刑事ドラマ
本作は、コミカルな刑事ドラマの装いの裏に、緻密な謎と登場人物の感情が絡み合う、コメディーと考察ミステリー、2つの顔を併せ持つ新たな刑事ドラマ。物語の前半では、夫婦であることを必死に隠しながらバディ刑事として事件解決に奔走する主人公・四方田誠と、鈴木明日香(橋本)、そして沼袋署員の日常をコミカルな会話劇で繰り広げながら、娘との“家族”としての成長も描いていく。
しかしその裏では、ある連続殺人事件が進行。物語が進むにつれ、その事件は次第に2人の過去や家族をも巻き込む予測不能な展開へと変貌し、衝撃の結末へと向かっていく。
■前妻殺害事件の手がかりが見つかり、誠はかつての担任・喜多村を再び疑う
ある日、中年女性が鈍器のようなもので襲われる事件が発生。馬乗りになっている男に通行人が飛び掛かったことで女性は一命を取り留めたが、誠はこの事件に、前妻・皐月が殺害された5年前の事件との共通点を見出す。誠は、娘・音花(月島琉衣)の昔の担任である喜多村(竹原ピストル)を再び任意同行した。
「ビラだって一緒に配ったじゃないですか…」と困惑した表情を浮かべる喜多村に対し、誠の怒りは収まらない。「一度怪しんだ人間は真犯人が捕まるまで永遠に怪しむ。それが刑事です。あなただって弄んだでしょう。うちの家族を。偽善者ぶってビラ配って」と、復讐心にも似た狂気の視線を送る。
■5年前の罪を自白した喜多村に、明日香の怒りが爆発
5年前の皐月殺害事件と今回の傷害事件を結びつけたのは、現場に残されていた自転車のタイヤ痕だった。同じタイヤの自転車は全国に500台流通しており、すべて防犯登録済みだったが、その中には喜多村の事故死した妻の名義もあった。自転車の在りかを問われ「すでに処分した」と答える喜多村だったが、ただの偶然とは思えない状況に追い詰められていく。
ついに観念した喜多村は机に頭を打ち付け、両方の事件への関与を認めて5年前の真相を語り始めた。当時、妻を亡くして落ち込んでいた喜多村は、SNSに妻との写真を投稿した際、心無い誹謗中傷を浴びて狂っていったという。ある日、偶然出会った皐月が誠への誕生日プレゼントを持っていることを知り、「夫婦で祝えるのか」と理不尽な苛立ちを募らせた喜多村は、彼女のあとをつけ、エレベーターを降りたところで刺殺したのだと明かす。
「悔やんでいます、すべてを。最悪なことをしてしまったんだなぁって。やり直せるならやり直したいと思っています」と淡々と語る喜多村に、明日香の怒りは爆発。「なんで皐月さんじゃなきゃいけなかったんだよ!皐月さんが何したんだよ!四方田さんが何したんだよ!」と泣き叫びながら掴みかかろうとするが、池田(中村海人)に制止され、連れ出されるのだった。
■供述の“違和感”から浮上した真実…被害女性が目撃した「工事現場の男の子」
しかし、誠だけは冷静だった。喜多村の供述に違和感を覚えていたからだ。5年前の事件については犯人しか知り得ない情報を詳しく話したにもかかわらず、昨日の事件になった途端、供述が曖昧になっていた。
そんな中、喜多村の自転車を突き止めた上山(矢本悠馬)から連絡が入る。見つかった自転車は喜多村の身長に対してサドルの位置が異常に高く、サビの位置から、過去にはサドルが低く設定されていた形跡が見つかった。
さらに、意識を取り戻した被害女性に、課長・小寺園(斉藤由貴)が話を聞くと、女性は喜多村の写真を見て犯人ではないと否定。「何度かあいさつした工事現場で誘導していた男の子」が犯人だと証言する。
誠が音花に電話をし、当時皐月が親しくあいさつをしていた人物はいなかったかと尋ねると、当時よく利用していたネット通販の担当配達員の存在が浮かび上がる。
■真犯人発覚へ――しかし、確保の直前悲劇が訪れる
当時の誠の自宅を担当していた配達員の名は「喜多村邦弘」。履歴書の写真と、誠が保管していた当時のインターホンの履歴写真も見事に一致した。犯人は喜多村ではなく、その息子・邦弘(林裕太)だったのだ。父親は息子の犯行をかばって身代わり出頭していた。
誠は「自転車に乗っているのはあんたじゃない。息子だ。5年前は宅配業者、現在は道路工事の誘導員。息子が働く場所の近くで両方の事件が起きてる。息子の犯行をかばって供述してるな。覚悟しておけよ。逃がさんからな」と鬼気迫る目で喜多村に詰め寄った。
上山が見張っている邦弘のマンションへ急行した誠と明日香。鍵が開いていた部屋に入ると、壁一面に中年女性の写真が貼られており、その中には皐月の写真もあった。その直後、上山から「邦弘が逃走した」と緊迫の連絡が入る。
追跡の末、行き止まりの廃工場に踏み込んだ3人。しかし、そこで彼らが目撃したのは、血を流してすでに死亡している邦弘の姿だった。あまりの悔しさに発狂し、絶叫する誠。そんな誠を前に、明日香は邦弘を殺害した“真の黒幕”の逮捕を固く誓うのだった。
■「嘘でしょ」「悲しすぎる」コメディー封印の怒濤の展開と、新たな謎に視聴者衝撃
今までのコメディタッチを一切封印し、全編にわたって緊迫感あふれる展開となった今回。SNSには「最初から最後までハラハラドキドキだった」「泣き叫ぶ明日香ちゃんにもらい泣き」「喜多村先生を追い詰める四方田さんの気迫がすごかった」「四方田さんの叫びが無念で悲しすぎる」と、キャスト陣の熱演を絶賛するコメントが寄せられた。
また、ようやく突き止めた皐月殺害の犯人が何者かに殺されているという衝撃のラストには、「嘘でしょ…四方田さん報われなさすぎる…」「犯人を殺したい人って…」「消しゴム事件と関連があるってことだよね?」「犯人は一体誰!?」と、さらなる大きな謎の幕開けに考察の声が殺到した。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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