私は現在、妻と穏やかで幸せな日々を送っています。実は私にはバツイチの過去があります。5年前、元妻の浮気が原因で離婚し、その後、元妻は浮気相手と再婚したようでした。一方の私は、数年後に縁あって今の妻と再婚。ようやく平穏な生活を取り戻したと思っていたのですが――ある日、信じられない出来事が起こったのです。
5年ぶりに現れた元妻が、まさかの要求
離婚から5年が経ったある日のこと。私は現在の妻と、義両親を連れて海外旅行へ行く準備をしていました。行き先はハワイ。久しぶりの長期休暇ということもあり、みんなでウキウキしながら荷造りをしていました。
出発当日。忘れ物がないか確認していると、突然インターホンが鳴りました。「こんな朝早くに誰だろう?」と不思議に思いながら玄関のドアを開けると、そこには目を疑う人物が立っていました。
なんと、5年前に浮気をして私を裏切った元妻だったのです。しかも、その手には小さな子どもが連れられていました。どうやら再婚相手(当時の浮気相手)との間にできた子どものようです。
驚いて言葉を失っている私に、元妻は一方的に話し始めました。「実は最近、この近所に引っ越してきたの。この前、あなたを偶然見かけて、つい後をつけちゃった! それで訪ねてきたんだけど……ちょっとだけでいいから、この子を預かってくれない?」
なんと、元妻は自分の子どもを私に預けようと押し付けてきたのです。
スーツケースを見た元妻がまさかの豹変
浮気をして自分勝手に出て行ったくせに、わが家を突き止めて子どもを預けに来るなんて、あまりにも非常識です。私は怒りを堪えながら、きっぱりと断りました。
「突然うちに来て、子どもを見てって非常識にもほどがあるだろ。それに、これから出かける予定だから、子どもを預かることはできない」
そう言ってドアを閉めようとした瞬間、元妻の視線が玄関に置かれていた大きなスーツケースとハワイのガイドブックに向きました。
「え……旅行? しかもその荷物の量って海外!? ハワイに行くの!?」
元妻は突然大きな声をあげて豹変しました。「いつの間にそんなお金持ちになったの!? ずるい! 私とこの子もハワイに連れて行きなさいよ!」
信じられない言葉に、私は呆れ果てました。私は有名企業に勤めており、離婚後の5年間、仕事に打ち込んで順調に出世しただけのことです。元妻は私が地味な生活をしていると思い込んでいたようですが、お金があるとわかった途端、手のひらを返してきたのです。
しつこい元妻に突きつけた最後通告
「これはお前が自分から捨てた生活だろ。俺の今の家族の邪魔をするな」
私は冷たく一蹴し、喚く元妻を無視して、妻や義両親とともにハワイへ出発しました。ハワイ旅行は最高に楽しく、元妻の乱入というトラブルを忘れるほどリフレッシュできました。
しかし、帰国後も元妻の図々しさは終わりませんでした。「今の夫とは別れるから、私と復縁しようよ」「少しでいいから、お金を貸してくれない?」などと何度も連絡してくるようになったのです。
これ以上、今の妻や家族の平穏を脅かされるわけにはいきません。私は元妻に最後にこうメッセージを送りました。
「これ以上つきまとうなら、警察に通報する。二度と連絡してくるな」
すると、「警察」という言葉に震え上がったのか、元妻は青ざめた様子が伝わる短い謝罪文を送ってきました。それ以来、連絡はピタリと途絶えました。その後、元妻の姿を見かけることはありません。これからも、私を支えてくれる今の妻と家族を大切にして、幸せに生きていこうと思います。
◇ ◇ ◇
元夫婦であっても、相手の生活や家庭に踏み込んだり、自分の都合を押し付けたりすることは許されません。理不尽な要求には毅然とした態度で向き合い、必要に応じて適切な対応を取ることで、自分や家族を守っていきたいですね。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
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