豊田ルナ、映画『シーシュポスたちのまなざし』6月6日舞台挨拶に登壇!

豊田ルナ、映画『シーシュポスたちのまなざし』6月6日舞台挨拶に登壇!

豊田ルナ、映画『シーシュポスたちのまなざし』6月6日舞台挨拶に登壇!

6月8日(月) 13:30

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映画『シーシュポスたちのまなざし』の公開記念舞台挨拶が6月6日、東京・シネマート新宿で行なわれ、主演の豊田ルナ、共演の平野宏周、細田善彦、根矢涼香、メガホンをとった井上博貴監督が登壇した。2年前に撮影された本作の完成を喜び、SNSとの向き合い方や役柄への葛藤など、それぞれの想いを熱く語った。

“噂と正義”の狭間でもがく若者を描く本格青春サスペンス
本作は、“いじめ”、“SNSによる風評被害”、“地方コミュニティの閉鎖性”など、世界中で問題視されている社会的テーマを題材にした完全オリジナル脚本に、新進気鋭のキャスト陣が挑む本格青春サスペンスだ。若者たちが“噂と正義”の狭間でもがきながら、見えない真実を追い求める姿を、POV(主観映像)的な臨場感と繊細な心理描写で描き出す。

完成した本作を観た感想を求められると、ドキュメンタリー作品の監督を務める主人公の黒田真優役を演じた豊田ルナは「この作品は2年前に撮影をしたので、完成したものを観た時は、無事に完成してすごく嬉しいなという気持ちと、普通の映画とはちょっと違って、ドキュメンタリーっぽさの残る形で構成されているので、よりリアリティが伝わりやすい感じに仕上がっているなと思って、それがすごく嬉しかったです」と声を弾ませた。「内容も、自分が観ているものだけが真実じゃないというか、いろんな人のいろんな見方があるっていうのを感じられて、そこも考えさせられるなと思いました」と吐露した。

黒田とともにドキュメンタリー作品を撮影するカメラマンの原口健斗役を演じた平野宏周は「インタビューを通して話が進んでいくので、台本とか撮影中に感じたこと以外でも、“実際、これってどうなるんだろう?”っていうのを、映像を観ながら感じたので、インタビューを観ながらどんどん話が展開していくっていうのはすごく面白いなって思いました」と声を弾ませた。

男子生徒への不適切な性的行為をしてしまう不祥事を起こしたとされる教諭の新田真守役を演じた細田善彦は「脚本の素晴らしいところが、2年前にSNSに対して書いた脚本ですけど、今も同じように問題が起きていて、それが井上さんの先見の明といいますか、この脚本の素晴らしいところだなと改めて思いましたし、やっぱり2年前に撮っているので、2人(豊田と平野)が若くてかわいかったですね(笑)」とコメントして会場の笑いを誘った。平野宏周が細田善彦の髪色が金髪に変わっていることを指摘して会場を沸かすと、細田善彦は「それは突っ込まない約束でしょ(笑)。話が違う方向に行っちゃうから」と苦笑した。

そして、騒動時の学校側の内情を暴露する教諭・佐伯千聖役を演じた根矢涼香は「私はインタビューのシーンだったりで撮影は1日だけだったんですけど、人の話を組み合わせて事実を描いていく中で、自分がパズルのピースの1つになっていくので、完成した映画を観て“こうなっていったんだ”という感動がありました」と語った。「脚本の文字だけじゃわからない輪郭が、映画の中ではっきりとしていったのが面白い発見でした。ただの劇映画では感じられない驚きというか感覚でしたね」と目を輝かせた。

また、本作で特に描きたかったことを聞かれた井上博貴監督は「SNSとかでフェイクニュースとか、片方の情報だけでイメージが定着しちゃって、そこから抜け出せない人もいっぱいいて、そういう人たちの孤独感というか、そういうものプラス、その人に関わっていた人が、どういう葛藤があるのかなっていうのを描けたらなと思って、この作品のプロデューサーと考えました」と答えた。「細田君がみんなと対峙している後ろ姿を撮った時に、孤独な佇まいを感じました」と称賛。加えて「みなさんも自分事として捉えられるというか、有名人じゃなく一般の人でもSNSにアップされて、名指しされた途端にイメージが定着しちゃうケースもいろいろありますから、そういうところも意識してやりました」と明かした。

豊田ルナコメント
豊田ルナ:
難しいなって単純に思ったんですけど(笑)、セリフもすごく多くて、“これ全部覚えきれるのかな”って不安に思ったりもしたんですけど、あまり観たことのない構成で、インタビューを軸に形成されていくというのが新しくて、私自身も真優ちゃんのキャラクターはあまりやったことのない役柄でもあったので、挑戦してみたいなと思ってお話を受けさせていただきました。

(自身の役を演じる上で意識した点について)自分が思っているより子どもっぽくいようと思いました。真面目で、ちょっとプライドもあるのかなという感じがして、起こることすべて、言われることすべて、特に平野さん演じる原口から言われることは、10言われるうち8くらいすごくムカついていると思っていて(笑)、嫌なところを突かれるみたいな瞬間が多いし、インタビュー中も知りたくないこととか、知ってほしくないことにも対面しなきゃいけない役でもあったので、そういう感情を全部素直に受け止められたらいいなと思って、それはちょっと意識していたと思います。なので、作中で笑ったりしてなくて、嬉しいことがあまり起こらないというか、どんどん葛藤が強くなっていくという感じだったので、観ている方は“全然笑わない”って思われたかもしれないですけど(笑)、考えていることとか、不安とか葛藤とかが伝わっていればいいなと思いました。

(SNSやネット上の情報と触れる際に気をつけていることについて)昨今、いろんなニュースが出てきますし、いろんな媒体だったり、いろんな人から語られるものがたくさんあって、その中には真実もあるし、嘘もあるかもしれないし、わからないので、自分で調べる時はなるべくいろんなところを観るようにはしますし、私もSNS上で発信する立場でもあるので、世界中に発信されるっていうことを常に頭に置いて、誤解を生まないように、何度も、何度も、一言とかの投稿でも悩んで、“ここの接続詞が違うとどうかな?”(笑)とか、けっこう悩みながらやっているんですけど、この映画を観てより気をつけたいなと思いました。

(最後のメッセージ)きっとみなさん一人ひとりの中に、それぞれ抱いた感想があると思いますし、何が正解で何が間違いというのはまったく無い映画ですし、みなさんが信じるものがこの映画における真実なのかなとも思いますので、ぜひ、これからもその真実を胸に抱いて、日常生活過ごしていただけたらいいなと思いますし、観れば観るほど観た真実が深まっていって、そこから枝分かれしていろんな考えを巡らすきっかけにもなると思いますので、ぜひ何度も楽しんでいただけたらいいなと思います。

映画情報
映画『シーシュポスたちのまなざし』
公開日:6月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開中
出演:豊田ルナ、平野宏周、高岡優、山下航平、染野有来、門間航、大友一生、根矢涼香、神嶋里花、さくら、山戸ユキノ、松尾潤、小川涼、北川駿、長澤眞子、溝口奈菜、斉藤陽一郎、山田キヌヲ、橋本美和 / 細田善彦
監督・脚本:井上博貴
製作︓BBB/テラスサイド
2026 年/94分/⽇本映画/⽇本語/ビスタサイズ
©2026「シーシュポスたちのまなざし」製作委員会


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