「ピッチ・パーフェクト」シリーズで知られる女優アナ・ケンドリックが、Netflixが映画化を進める世界的ベストセラー小説「女優エヴリンの七人の夫」の監督に起用されたと、米バラエティが報じた。この企画で監督の名が挙がるのは、これで3人目になるという。
原作は、米作家テイラー・ジェンキンス・リードが2017年に発表した同名小説だ。表舞台から姿を消した往年の大女優エヴリンが、無名の記者を指名して最後のインタビューに応じ、7度に及んだ結婚と、その裏に隠してきた秘密を明かしていくというストーリー。世界で2400万部以上を売り上げ、43の言語に翻訳された。SNSをきっかけに人気が再燃し、映画化を待ち望む声が長く続いてきた。
ところが、その映画化はなかなか前に進まなかった。Netflixが映画化権を獲得したのは2022年。以来、これまでに2人の監督が起用されては、いずれも完成を待たずに離れている。最初に名乗りを上げたのはレスリー・ヘッドランド監督で、その後をマギー・ベッツ監督が引き継いだものの、ともに降板した。理由は明らかにされていない。約4年のあいだ宙に浮いてきた企画を、3人目の監督として託されたのがケンドリックだった。
ケンドリックは、女優として「ピッチ・パーフェクト」シリーズや「トワイライト」サーガで広く知られる一方、近年は監督業にも乗り出している。2023年には長編初監督作「アイズ・オン・ユー」を発表した。出会い系のテレビ番組に出演した女性と連続殺人犯の実話をもとにしたサスペンスで、トロント国際映画祭でのお披露目後、Netflixが破格の高値で買い付け、高い評価を集めた。今回の映画の脚本は、リズ・タイゲラーが初稿を手がけ、現在はフランチェスカ・スローンが改稿を進めているという。
監督は決まったものの、主演をはじめとするキャストや、撮影・公開の時期はまだ示されていない。
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ピッチ・パーフェクト
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Photo by Monica Schipper/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images