自然環境や生きものについて考えるきっかけは、身近なところに転がっている。6月19日は、アホウドリ類やミズナギドリ類など海鳥の保全の重要性を広く発信する国際的な啓発デー「世界アルバトロスデー」。「ACAP」(The Agreement on the Conservation of Albatrosses and Petrels、ミズナギドリ目鳥類の保全に関する国際協定)が制定した啓発デーで、日本でも6月19日(金)から25日(木)まで、
「世界アルバトロスデー&シーバードウィーク2026」
が東京港野鳥公園(東京都大田区)を中心に開催される。期間中は、画展や講演会、観察会のほか、個体数1万羽超への回復を記念した写真展やミュージカル公演などの特別企画が予定されている。
オキノタユウ(アホウドリ)は、かつて乱獲によって絶滅したと考えられていたが、1951年に伊豆諸島・鳥島で再発見された。その後の保護活動によって、個体数は回復を続けている。今年はその再発見から75年。東京港野鳥公園ネイチャーセンターでは、オキノタユウの実物大タペストリー、アルバトロス類の写真やデコイをはじめ、海鳥をモチーフとしたアート作品や調査活動、海鳥が直面する混獲問題を扱った映像の上映のほか、各地の保護活動を紹介するポスター展示を行う。
ほかにも、普段立ち入ることができない下水処理施設屋上に造られた
人工のコアジサシ営巣地での観察会
(6月20日10時~11時・森ヶ崎水再生センター屋上営巣地、定員50人、申込締め切り6月13日)や、
オキノタユウの保全史・近年の状況、海鳥と気候変動、海洋プラスチック問題などをテーマにした研究者や専門家による講演
(6月21日10~12時30分、対面&オンライン)など、さまざまなイベントが予定されている。
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