ウチはいくらまでかけられる?介護のお金を考えよう【介活のススメ】

ウチはいくらまでかけられる?介護のお金を考えよう【介活のススメ】/イラスト/髙栁浩太郎

ウチはいくらまでかけられる?介護のお金を考えよう【介活のススメ】

6月7日(日) 15:00

ウチはいくらまでかけられる?介護のお金を考えよう【介活のススメ】
【図で確認】覚えておこう!介護プロジェクトのメンバー相関図

介護においてお金に関する問題は避けて通れません。親がどのくらいの資産を持ち、毎月いくら公的年金を受給しているのか知っておかないと、実際に介護が始まってから子どもが頭を抱えることも…。この機会に、介護費用の基本について、ぜひ知っておきましょう!

太田差惠子さん

教えてくれたのは…
▷介護・暮らしジャーナリスト太田差惠子さん
1993年より老親介護の現場を取材。『知っトク介護 弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門第2版』(共著、KADOKAWA)など、著書多数。
https://www.ota-saeko.com/

■費用は親の預貯金で賄える範囲で考えて
親が元気なうちにシミュレーションを
「生命保険文化センターの調査結果(2024年度)では、1カ月にかかる費用の平均が在宅で5万3000円、施設で13万8000円ですが、これは参考程度に。大切なのは“いくらかかるか”ではなく、“いくらまでかけられるか”。親の収入や資産で賄える範囲で検討して」(太田さん)

親が元気なうちに、総額でどのくらいの蓄えがあるかを把握しておけると、予算が立てやすくなります。公的年金の受給額が分かると、1年間に使えるお金のシミュレーションもできます。

【例えば80歳の親が105歳まで生きると想定】
貯蓄2000万円 / 年金月額20万円 / 予備費20万円の場合
80歳の親が105歳まで生きると想定したお金のシミュレーション

2000万円(貯蓄)÷(105-80(歳))+240万円(1年間の年金額)−20万円(1年分の予備費)=300万円(1年間に使えるお金)

300万円÷12=25万円→1ヶ月に使えるお金。
ここからさらに生活費や交際費などを差し引いたものが介護に使えるお金

***

親と老後について話すとき、いちばん話題にしづらいのが「お金」です。でも、いちばん大事なのもお金の話であり、老後のプランは予算次第、というのが多くの介護経験者が語ることでもあります。深刻になりすぎず、まずは軽いトーンで話題にできるといいですね。

イラスト/髙栁浩太郎
文=高梨奈々



【関連記事】
【図で確認】覚えておこう!介護プロジェクトのメンバー相関図
ようやく負担が減る! 要介護認定が通って一安心、けれど見積もりが甘かった?/余命300日の毒親(9)
介護は丸投げ、自分たちは自由。無責任すぎる伯父への怒りが消えなくて…/あのママが妬ましい(9)
6割以上が「老後資金に不安あり」。物価高、介護…40代からの女性が抱える「お金の悩み」大調査!
入居を断固拒否する75歳女性。介護の場面で葛藤する、認知症の人への「嘘」/認知症の人、その本当の気持ち(16)
レタスクラブ

生活 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ