INI 藤牧京介が魅せる5年の成長涙を誘う表現力、デビュー後は“しゃべり”の才能も開花<結成5年記念連載>

藤牧京介 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

INI 藤牧京介が魅せる5年の成長涙を誘う表現力、デビュー後は“しゃべり”の才能も開花<結成5年記念連載>

6月6日(土) 10:00

オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した11人組ボーイズグループINIが、6月13日(土)に結成から5年を迎えようとしている。これを記念して、クランクイン!トレンドでは、彼らの5年間とグループでの立ち位置や魅力をメンバーごとに振り返る連載企画を実施。第10回目は藤牧京介の魅力を深掘りしたい。

【動画】デビュー前の画角を再現して披露!藤牧京介が歌う「恋唄」

■未経験と思えない存在感

1999年8月10日生まれ。長野県出身の藤牧はINIを牽引するボーカルメンバーの1人だ。ダンスも歌も未経験のまま挑戦した『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』では、開始時から歌声が注目され「練習生が選ぶ歌が気になる練習生」ランキングで1位を獲得。

また、ポジション評価で清水翔太の「花束のかわりにメロディーを」を披露した際に、ダンストレーナーのKENZOが涙腺を刺激されてしまうという場面も見受けられたのが印象に残っている。

その歌唱力の高さは、INIとしてデビューした後も、繰り返し注目されている。例えば、YouTubeに公開されている『【INI STUDIO】 KYOSUKE ‐ First Love (Original by 宇多田ヒカル)』は、彼の代表作と言っても過言ではない。コメント欄にはINIのファンだけでなく、この動画から藤牧を知った層から歌声を絶賛する声や、INIに興味を持ったという反響も寄せられており、公開から2年が経った6月3日(水)時点で再生回数は433万回を記録している。

さらに、彼の強みはバラードだけで発揮されるものではない。同時期に公開された「【INI STUDIO】 KYOSUKE - 君に届け (Original by flumpool)」では、サビを多幸感あふれる表情で歌っている姿が印象的。聞いているこちらにまで“誰かを好きになることの尊さ”を伝播させるパワーを秘めており、個人的に推したい1曲だ。

ちなみに、藤牧といえば、デビュー前にTikTokに歌唱動画を投稿していたことでも知られている。この話は、オーディション中からファンの間で広まっていたが、「触れない方が良い過去なのだろうか」と思われていた。しかし、2021年11月にラジオ番組で公言。2022年1月には、INIの公式InstagramとTikTokに当時と同じ画角で、清水翔太の「恋唄」やヨルシカの「恋泥棒」を投稿し、話題になった。

そこから、先述したようなカバー曲の投稿も定期的に行われるように。2025年には同じくINIの尾崎匠海とユニットとして活動。デジタルリリースしたオリジナル楽曲「Unrequited Love」や「プロポーズ」を引っ提げて千葉や仙台でゲリラ路上ライブを行なったり、「イナズマロック フェス」などの野外フェスに出演したりと、その勢いは増していった。歌うことを常に軸とし、唯一無二の歌声でINIを引っ張っている。

■控えめキャラ→グループに欠かせないツッコミ担当へ

また、少し潤んだようにも見える大きな瞳が特徴的で、どこか犬っぽい藤牧。そのつぶらな瞳や、オーディション中の印象からデビュー当初こそ、控えめなメンバーかと思われていた。しかし、グループとしての活動期間が長くなるにつれて、歯に衣着せぬ発言や、自然体に振る舞う姿が多く見られるように。今では、グループの中でも欠かせないツッコミ担当としてのイメージが強い。

そんな藤牧のしゃべりはシンプルに面白い。例えば、INIがラジオパーソナリティを務める『From INI』にて一時期繰り広げられていたコーナー「藤牧きゅうり」で、その魅力が炸裂。このコーナーは、“どっちでもいいけど気になること”を議論するもので、藤牧が「きゅうりの上下はどちらが上なのか」という議論を提示したところから生まれたもの。どうでもいいことを真剣に語るも、最後は「まあ、どっちでもいいんだけどね」と切り捨てるような飾らない姿が非常に藤牧の“らしさ”を表していた。

さらに言うなれば、2024年7月からは「藤牧京介の雑学王」という、これもまたタメになるものから、タメにならないものまで雑学を募集するコーナーもスタート。それから現在、ファンクラブ限定で配信している「きょうすけ らじお。」という音声配信コンテンツでも「INIの楽曲で、打線を組んでみた」「これだけは譲れないこだわりの話」など、その場で盛り上がるには最高なトピックで会話している。

しかも、6月27日には「藤牧京介FCイベント〜きょうすけらじお公開収録〜」が行われるそう。「きょうすけ らじお。」を皮切りに、どんどん藤牧の“しゃべり”のセンスに磨きがかかっていくこと、そして、それが1人しゃべり仕事につながることが密かに楽しみだ。(文:於ありさ)

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