【漫画】本編を読む
子どもの頃から漫画に親しみ、ユーモアあふれる作品を描き続けている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。「夜逃げ屋日記」は、DV被害やストーカー被害などに苦しむ依頼者を夜逃げによって救い出した実話をベースにした人気シリーズである。今回は第23話を紹介するとともに、本作に登場するようなストーカー被害について作者に話を聞いた。
■ストーカーは元彼
今回の依頼者は、都内で一人暮らしをしている町田カオルさん。元交際相手によるストーカー行為に悩まされており、引っ越しをした後も陰湿な嫌がらせが続いていた。
ストーカー案件は加害者の行動が読みづらく、現場では常に緊張が伴う。今回の夜逃げ作業中に元カレと鉢合わせれば、命に関わる危険も考えられるため、社長は事前に宮野さんへ相手の顔写真を見せ、万一に備えていた。
■元カレから投げつけられる数々の悪意
作業開始前には専門業者が盗撮機や盗聴器の有無を確認する。疲れ切った様子の町田さんから事情を聞くと、差出人不明の手紙が届き、中にはSNSのURLが記されていたという。アクセスすると、「お前みたいな人間、ストーカーされて当然だよ」など、誹謗中傷の言葉が大量に投稿されていた。話を聞いた社長は「あんたは悪くないよ」と励ますが、事態はさらに思わぬ方向へ動き出していく。
現在も夜逃げ屋スタッフとして活動する宮野さんは、本作のようなストーカー被害について「いたたまれない気持ちになります。毎日毎日本当に怖い思いをしているので、なんとかして助け出してあげたいと思います」と語る。被害者が抱える恐怖の大きさを知るからこそ、その言葉には強い実感が込められている。
取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)
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