マーティン・スコセッシ&スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮ドラマ版「ケープ・フィアー」がApple TVで全世界配信開始

Apple TV「ケープ・フィアー」より/画像提供 Apple TV

マーティン・スコセッシ&スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮ドラマ版「ケープ・フィアー」がApple TVで全世界配信開始

6月5日(金) 23:00

Apple TV「ケープ・フィアー」より
【写真】悪名高い殺人犯、マックス・キャディを演じるハビエル・バルデム

マーティン・スコセッシとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、ハビエル・バルデムが主演の「ケープ・フィアー」が6月5日よりApple TVにて世界同時配信を開始。

■スピルバーグ&スコセッシがApple TVオリジナルドラマで初タッグ

過去に2度映画化(1962年「恐怖の岬」、1991年スコセッシ監督×ロバート・デ・ニーロ主演「ケープ・フィアー」)された作品が、今回全10話のApple TVオリジナルドラマとして新生。1991年版の監督であるマーティン・スコセッシと、元々その作品を企画していたスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮として揃い踏みした。

同作で描かれるのは、一見幸せに見える家族が、一人の復讐者によって静かに侵食され引き裂かれていく、極限の心理スリラー。子どもたちと幸せに暮らす弁護士のトム(パトリック・ウィルソン)とアンナ(エイミー・アダムス)のボウデン夫妻。その平穏な日常が、過去に関わった悪名高い殺人犯、マックス・キャディ(ハビエル・バルデム)が出所したことで一変。自由の身となり、一家の前に現れたマックスは、「俺もかつてはいい暮らしを送っていた」と告げ、執拗に家族をつけ狙う。一家は少しずつ狂い始め、破滅へと追い込まれていく。

主演のハビエル・バルデムは、「ノーカントリー」のアントン・シガー役でゴールデングローブ賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞を受賞した俳優。「ケープ・フィアー」の予告編映像でも、その姿が映るだけで背筋が凍るような狂気を放っている。


■「ハンニバル」のクリエイターが語る新生「ケープ・フィアー」の見どころ

同作の凄みは、単なるリメイクに留まらず、スピルバーグとスコセッシの2人のもとに、濃厚なサイコスリラー「ハンニバル」や「THE ACT/ディード」を手掛けたニック・アントスカをクリエイター・脚本・ショーランナーに迎えたことだ。

アントスカは、歴代の「ケープ・フィアー」は常にその「時代」を映し出す鏡だったと振り返り、現代に同作をリメイクする意義と、巨匠たちへの並々ならぬ敬意を熱く語る。

「1960年代はモンスターと美徳あるアメリカン・ファミリー。1990年代は、モンスターの恐怖のなかで崩壊していく家族が描かれた。そして2026年、その構図も、そこに隠された『真実』も、より複雑化している」と指摘。歴代の作品が通底してきた「家族を守るために何ができるか」というテーマに加え、同作ではさらに一歩踏み込み、人間の深層心理に潜む闇を容赦なく掘り下げていったという。

かつての映画版をリスペクトしつつ、容易なジャンル分けを拒むハイクオリティな心理スリラーとして進化した本作について、アントスカは「眠れぬ夜を過ごしてほしい」と自信をのぞかせている。



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